[荒井]コンピュータ入門

 

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*「4.InterNet概略とマナー及びWEB閲覧」*

 

4.InterNet概略とマナー及びWEB閲覧

○インターネット

u      インターネットの仕組み

u      インターネット上のサービス

u      電子メールの仕組み概略

u      ネチケットと利用上の注意

u      携帯電話によるインターネット利用

 

n        LAN, InterNet のしくみとサービス概要

Ø        InterNet のしくみ
LAN(Local Area Network)
;小さなコンピュータネットワークがどんどんと繋がった世界規模のコンピュータネットワークのことを、インターネットと呼ぶ。何千万台ものコンピュータが結果的にはつながっている。コンピュータネットワークの基本は、お互いのコンピュータが話し合いができ、情報(ファイルなどを含む)のやりとりができること。
基本はコンピュータ同士が情報をやりとりすること。

Ø        インターネットアプリケーション

²       電子メール;個人間(基本は知っている人同士)での文字によるコミュニケーション

²       ニュース;世界版の情報交換用掲示板

²       FTP;ファイル転送、データ、プログラムなどの書庫からのダウンロードや、特定コンピュータへのアップロード

²       TELNET;仮想端末、リモートでのコンピュータ操作

²       WWW(world wide web);ホームページとも呼ばれ現時点でインターネットの代表的なアプリケーションとなっている。マルチメディア情報を簡単に提供することができ、若干の双方向コミュニケーションも可能。

²       などなど。次々と新しい利用方法が産まれている。

 

n        ネチケット(「明るく楽しいネットワーク利用のために」参照)

ネットワークエチケットの略。基本は、

1.          無闇なアクセス(通信)はしない(資源には限りがある)、

2.          相手の立場に立って、失礼のないように、

3.          誤解などを与えない努力をする、など。

 

n        電子メールの簡単なしくみ

Ø        メールサーバ
メールが実際に届くところ。

Ø        メールアドレス(ユーザ名とドメイン名)
ユーザ名+「@」+ドメイン名=メールアドレス
ドメイン名とは一種の住所のようなもの。すべて半角。
tXXX@mt.tama.hosei.ac.jp の場合、jp;日本の、ac;アカデミック(学校などの教育機関)で、hosei;法政大学の、tama;多摩校舎、mt;メディアタウンのtXXXさん。

Ø        メールはドメイン名(@以下の後ろの部分)に従って決められているメールサーバと呼ばれるマシンに届く。通常そこからユーザ名とパスワードを確認してメールを取ってくる。つまり、郵便局に届いており、それを身分証明書を見せて郵便物をもらうようなもの。

Ø        POPサーバ
ユーザがPCなどから読む場合は、POPという機構(プロトコル)を使ってメールサーバから取り出して、使用しているPCに持ってくる方法が主流である
よって、自分のメールが届いているメールサーバをPOPサーバと呼ぶことがある。
ネットワーク管理者の方針にもよるが、例えば他のプロバイダから大学のPOPサーバを指定してメールを読み出すことも理論的には可能である。

Ø        メールツール(メーラー)について;
メールを読み書きするソフトのことをメーラーと呼ぶ場合がある。メーラーには多くの種類があり,大学ではAL-Mailを利用。これは学生であれば、無料で使用可能。但し設定などはご自分で。http://www.almail.com を参照。

 

 

 

電子メールについて

¨         メールの活用方法とそのしくみ

メールは紙の郵便よりも早く、安く届く。しかし、タイプされた単調な文字のみが送られるので、味はない。

電話と違っていつでも好きなときに読むことができる。反面確実にしかも今すぐに読んで欲しいとおもっても、受け取り手がその行為をしなければだめ。

 

¨         マナー/ネチケット(「明るく楽しいネットワーク利用のために」参照)

相手が生身の人間であることを忘れずに、丁寧に失礼のないように。また誤解を招かないようにする。自分で責任を持った文面にし、自分勝手な一方的な押し付けをしないこと。

知らない人からのメールは、積極的に無視してよい。特に知らない人からのメールに添付されている書類は絶対に開かないように。

チェーンメール、つまり次々とメールが連鎖して出される内容のメールは絶対に出してはいけない。もしそのようなメールをもらったらすぐに捨ててしまおう。

あまりにもしつこい異常なメールはセンターに相談しよう。単純な不必要なメールに関しては抗議せずにそのまま無視しましょう。

ネチケット

ネットワーク利用時のエチケット;
ネットワークの向こう側は生身の人間。丁寧に失礼のないように。
人間として良識ある行動を。
ネットワーク資源は有限。協調の精神、多くのボランティアで成り立っている面もあり、不必要に使用しないこと。
ネット上の情報はとりあえず疑ってかかろう。判断は個人の良識で。

メール利用の注意点;
丁寧に、誤解を与えないように、読み返して出そう。
チェーンメールは絶対に出さない。もらってもすぐ捨てる。
知らない人からのメールで、書類が添付されていたら、読まずに捨てるべし。

WEB利用の注意点;
多くの資源を使うので、不要なページは見ない。
無闇に書類を拾ってこない(ウィルスなど多々の問題がある)。
原則として匿名性はないと考えよう。
法律的ではなく、紳士的に行動しよう。

著作権;
ネットワークは不特定多数で利用するもので、個人の趣味の範囲内ではない。著作権などに気をつける。

セキュリティとウィルス;

 

WWW(ホームページ)

World Wide Web; 見れる情報をページと呼び、WWWのことをホームページとも呼ぶ。インターネットにつながっているWWWサーバにある様々な情報を瞬時に見れる。電子メールと違って、文字だけでなく、絵などマルチメディア的な情報も提供できる。

ハイパーテキストという構造を取っており、マウスをクリックすることにより、そこからリンクされたページに飛ぶことができる。リンクとはいわゆる次の行き先のようなものであり、全世界のどこのページでもリンクできる。よって、全世界のホームページは入り組んでリンクされており、全世界で一つの資料ができ上がっているようなものである。

情報の提供者(ホームページ開設者)は、手軽に情報を作成したり、更新したりすることができる。よって、あまりお金をかからない。

また例え個人でも自分が見せたい情報を、世界に対して発進することができる。

しかし、見る人がそのページのURL(ホームページアドレス)を知っていないと見れない。よって、誰でも見てくれるわけではないし、誰が見てくれるかもわからない。

***ホームページの内容(コンテンツ)は、必ずしも正確ではないし、正しいとは全く限らない。***
ホームページは個人が何の責任も無く簡単に開設・発信できる。よって内容は必ずしも正しいわけではないし、間違っているものも多い。

世界各国のホームページを見ることができるので、法律的な規制が困難である。例えば日本では法律的に見てはいけないような内容のページもあるが、見えてしまう。しかし、絶対に見てはいけない。

ホームページを閲覧するには、

                       URLを直接入力する、

                       リンクをたどっていく、

                       サーチエンジンなどで探す

                       などの方法がある。

適当な所の閲覧(デモ)

サーチエンジンの紹介

多摩キャンパスのページ(Link;サーチエンジン)からもいける。

Google( www.google.co.jp ), Yahoo( www.yahoo.co.jp ), goo( www.goo.ne.jp ), info-seek( www.infoseek.co.jp ), fresh-eye( www.fresheye.co.jp ) , LYCOS( www.lycos.co.jp )などが有名。

サーチエンジンでも全ての情報を正しく探すことはできない。

ホームページ閲覧(ブラウザ)ソフト

Ø        NetScape InternetExplorer が有名。

Ø        特に設定は必要なく、リンクされている所(色がついて下線付き)をクリックすれば、別のページに飛ぶ。戻るなどをクリックすると直前に見ていたページに戻れる。しおり・ブックマークなどをしておくと、とのページのURLを記憶できる。

 

 

 

◎課題:メールを送る[詳細はこちら]

「自分の趣味について」をarai@cc.t-kougei.ac.jp」宛てにメールで提出

〆切は来週水曜日の正午まで。

題名は時限−学籍番号を必ず半角で書くこと

内容は日本語を使用して本文「趣味について」を簡単に紹介(4行以上

またその趣味に関係するホームページを見つけ、そのホームページアドレス(URL)を必ず明記すること。

簡単な挨拶やシグネチャも必ず付けること

詳細については、〔こちら〕を必ず参照すること。

 

 

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