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目次
アンテナ、あるいは、散乱体表面に生じる電流を
とすると、
この電流からの放射界は
と表される。
ただし、
である。
ここで、Sはアンテナ、あるいは、散乱体の表面を表す。
(付録ベクトルポテンシャルを参照)
アンテナの励振電界、あるいは、入射電界を
と表すと、
全電界の導体表面での接線成分が
である境界条件より、
 |
(4.11) |
が成立する。
ここで、添字tはS上での接線成分を表す。
式(4.11)を電流分布
を未知関数とする積分方程式として解くことにより
電流分布が求まる。
T.Kinoshita
平成15年6月18日