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平行平板導波管
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導体円筒による散乱・回折
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遠方放射界
目次
平面波入射
として式(
2.8
)を漸近展開すると、
と表される。
ここで、第1項は線電流源からの放射界を表すので、 第1項が
において
となるように上式を
で割ると、
が得られる。 この式の第1項は
方向から原点へ向かって入射する平面波を表しており、 第2項は円筒導体による散乱界を表すことになる。
したがって、遠方での散乱界は、
と表される。
T.Kinoshita 平成15年6月18日