¨ LANとWAN及びインターネット
Ø LAN (Local Area Network)とWAN (Wide Area Network)
Ø インターネット (Internet)とISP (Internet Service Provider)
Ø URL (Uniform Resource Locator)
² プロトコル://サーバマシン/ディレクトリ名/ファイル名
Ø 接続は、有線、無線などがある。有線の場合、導線、光ケーブルなど。また、電話線(アナログ、デジタル)や、CATVケーブルを利用した方法などがある。
Ø 論理的につながっていれば、その間でやり取り、つまり通信ができる。距離には無関係である。
Ø LANに接続している(ぶら下がっている)PCなどの機器全般を端末という。
Ø 各端末にはIPアドレスなどLAN(TCP/IP)接続のためのいくつかの情報設定が必要。
¨ ネットワーク上の機能・サービス
Ø 電子メール;smtp, pop, imapなど
Ø WWW (World Wide Web)・WEB Page・ホームページHP;http, shttp, httpsなど
Ø DNS (Domain Name Service);インターネット上の名前解決
Ø リモート仮想端末telnet
Ø ファイル転送FTP、検索サービスArchie, WAIS
Ø NetNews;nntp
¨ 機能・サービスの提供方法
Ø サーバとしてサービスを提供
² データ交換(通信)、コミュニケーション、情報検索/発信(提供)、遠隔操作、分散作業など、様々なサービス/機能をLAN(インターネットを含む)で提供できる。
² 各種機能はプロトコルとして実現され、各プロトコルでは利用するポート(Port)が決まっているものが多い。
² 主なサーバ/機能の種類
l {メール、WEB、DNS}サーバ
l WEBページ検索(サーチエンジン)サイト(サーバ)
Ø ロボット型、ディレクトリ型
Ø キーワードと論理演算による検索
Ø ローカルサイトの検索/グローバルサイトの検索
l Proxyサーバ
Ø WEBプロキシなど
l {Telnet、FTP、NetNews、 Gopher}サーバなど
l DHCPサーバ
l {ファイル、プリント、データベース、ウイルスチェック}サーバなど
l RAS (Remote Access Server);ダイヤルアップIP接続によるPPPなどで使用
² これらサーバ機能に関してインターネット上で使用する場合、その機能などの詳細を、IETFという組織でRFC(Request For Comments)として公開される。日々次々と新しい機能が考えられ、RFCが更新されている。多くの場合これらの機能はポートとして提供される。
l http://www.ietf.org/rfc.html
l http://www.akanko.net/marimo/rfc/
²
各サーバ機能を使える(提供できる)ように、サーバをセットアップする。
但し、誰にでもその機能を提供すべきなのかなど、セキュリティをよく考慮してアクセス制御なども設定する。
Ø クライアントとしてサービスを受ける
² 設定;サーバホストを手動指定もしくは自動設定
² 接続しているLAN(環境)などで設定内容は決まる。適当な設定では絶対に駄目。最近は設定を自動化する技術も開発されてきている。
¨ 新しく端末をLANに接続する場合
Ø 端末機能の設定
² TCP/IPのドライバソフトの導入
² IPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定
² DNSサーバの設定 など
Ø 電子メール機能の設定
² SMTP, POPサーバの設定
² 自分のメールアドレス(From)の設定 など
Ø WEB閲覧機能の設定
² WEB Proxyサーバの設定 など
Ø その他
² ネットワークプリンタ利用のための設定
² ファイル共有などのための設定 など
¨
(1)
サーバとはどのようなコンピュータか?
(2)
WEBのサーチエンジンで各社によって検索結果が異なるのはなぜか?
(3)
Proxyサーバとはどのようなものでなぜ必要か?
(4)
自社・自校以外のProxyサーバを利用すると悪用とされるのはなぜか?
(5)
インターネットでRFCとして機能技術を公開している利点と欠点を述べよ。
(6)
各種サービスを利用する際に、どうして適当な設定をしてはいけないのか?
(7)
設定を自動化する機能の例をあげよ。またその利点と欠点を述べよ。
(8)
インターネットで不正アクセスが起きるのは、なぜか。インターネットの構成上などから述べよ。