[荒井]情報処理概論
荒井 良徳
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*「自由課題作成」*
自由課題作成
★すでに以下のことが終了していることを確認してください。
●作品テーマを決めていただきます。またおよそどのような処理をすればよいのか想定しておかないと、自分の能力を超えた無理難題になってしまいますので、注意しましょう。できれば、どんどんとテーマを聞かせてください。
●テーマがおよそ決まったら、問題を詳しく検討しましょう。単に頭の中で考えておくだけでなく、必ずメモをしていきましょう。
●およその処理方法などもメモをし、フローチャートなども書いていきましょう。
※問題の詳細、フローチャートなどの処理方法のメモなどは、できるかぎり発表時点で提出をしていただきます。きれいである必要はありません。汚いメモで結構ですが、頭の中で考えるだけではなく、必ず書いていってください!!!
×駄目な例×;
·
単に絵を表示するだけなのは駄目(実行する度に毎回違うようにすればOK)
·
誰かが作ったものを写したり、コピーしたりしたもの。
·
もちろん参考書や他のクラスのものを転用するのも絶対に駄目!
◎自由課題の進め方
以下の順序で進めましょう。
最終の発表会はは絶対に休まないようにして下さい!
上記日程を参考にして、遅れ気味の人は、是非自習して下さい。
●以下上記工程の詳細です。
· 課題の決定
まずテーマを決めましょう。そして、具体的にどのようなものにしていくのかを決めていきます。コンセプトを練っていってください。
· 課題の概要と処理概要の検討
決定したテーマを、具体的にもう少し詳しく、どのような物にするのか検討し、今までに習ってきたどのような
命令を使って処理していったらよいのかを想像しながら、可能かどうかを検討しましょう。
いかに簡単な処理で面白く見せるのかを工夫してください。 課題の概要は、出来る限り紙などに書いていって下さい(最後の提出して頂きます)。
難しいかどうかが判断できない場合には、是非聞いて下さい。
· 課題の入出力及び画面概要設計(フォーム画面配置)
どのような情報をユーザに入力してもらい、どのような情報を提示するのかを、
より明確に検討し、フォーム画面を作っていきましょう。
尚、この時点で、見た目の良さには絶対に拘らないで下さい。
見た目の良さ、格好の良さは、最後に修正/整えていけばよいです。
· 課題の内部処理設計
全体の処理をフローチャートなどを使って書いていきましょう。
この時点で、プログラムレベルの処理を書く必要はありません。 あくまでも何をしていくのかといったレベルでの処理を考えましょう。 但し、実際にどのような命令を使っていったらよいかを想像しておくこと。
そうでないと、不可能な物を作ろうとしてしまうからです。
· プログラミング
フローチャートを見ながら、文法に気をつけて、プログラムしていきましょう。 あせらず、一つずつ書いていきましょう。特に変数の使い方に気をつけることと、 変数名のタイプミスをしないように。
· デバッグ
ある程度プログラムが完成に近づいたら、実際に動かして見ましょう。 予想もしない動きをしたり、全く動かなかったりすることも珍しく ないので、変数名のタイプミスや条件の設定などについて、よく 見直して、正しく動くように修正していこう。
· 画面の整理および絵の修正
この作業は時間があればという程度でOK。 例えば、絵を使う人は、きれいな絵にしてみたり、 また画面全体の若見栄えがよくなるように整えたりしてみましょう。
しかし、あくまでもわかればOKですので、時間がなければ、見栄えはあまり 気にしなくても良いです。
· 提出資料作成
発表会の授業開始時点で次のものを提出していただきます。
プログラム(コード)を印刷したもの。但し、主要な部分に説明などを入れ、参考にしたものなどを明記し、できれば感想なども書く。また、設計書などを添付する。
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