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目次
領域を
と
の2つに分け、それぞれの領域で界を波動方程式の解で展開する。
での境界条件、および、
での電界の連続条件を考慮して、
 |
(2.14) |
と展開する。
ここで、
であり、
モードの伝搬定数を表す。
での磁界の不連続が電流源に対応し、
での電流分布はディラックのデルタ関数を利用して、
と表されるので、
が成立する。
上式に式(2.14)を代入し、整理すると、
が得られる。
両辺に
をかけて
で積分することにより
展開係数
が求まる:
以上より、
 |
(2.15) |
が得られる。
T.Kinoshita
平成15年6月18日