★サブネットワークとルーティング (5/23)

 

●サブネットワークとサブネットマスク

・一つのクラスのネットワークを分割して使用することができる。

・サブネットマスクにより設定(16進数、2進数を知らないと駄目)

例; 192.168.16.130 (FF.FF.FF.0) or 192.168.16.130/24 はクラスCそのまま。
192.168.16.130 (FF.FF.FF.C0) or 192.168.16.130/26
はクラスCを4分割

l         クラスBのネットワークである172.23.0.0(FF.FF.0.0)/16では、256*256-2台の端末を設置できるが、これを256個に分割してクラスCと同様に運用することもできる。

l         ネットワークそのものをあらわすホスト部は、全てのビットが0の場合。

l         ブロードキャストをあらわすホスト部は、全てのビットが1の場合。

 

ルーティング

     ネットワークは複数のネットワーク同士が接続されてできている。

     ネットワーク全体から見ると個々のネットワークをセグメントとかサブネットワークと呼ぶ。

     ネットワークとネットワークは「ルータ」と呼ばれる機能の装置により接続される。

     ルータは、ネットワークとネットワークとの橋渡しをするものである。

     自分のいるネットワークではない所にパケットを流す場合、デフォルトゲートウェイ(ルータ)に対してパケットを送信することにする。

     一つのネットワークに複数のネットワークをつなぐことができる。ルータは両端にどのネットワーク体系のネットワークが接続しているかを知っている。隣のネットワークのパケットが流れてきたら、ルータはそれを隣のネットワークに橋渡しをする。

     端末が(自分のネットワーク上の)ゲートウェイの存在を知る手段として、動的ネットワーク制御が使われる場合がある。この制御プロトコルとしては、RIPOSPFなどが使われる。

     Windowsなどでは動的ネットワーク制御されることはあまりなく、静的に設定される。デフォルトゲートウェイ・ゲートウェイ・ルータなどで表現される。

     ルータ同士は情報をやりとりしているので、どれか一つのルータにパケットが届けばルータがルータに転送してくれる。

 

ifconfig,  /etc/netmasks, netstat, traceroute

 

★サブネットとルーティング(5/23)

*小テスト実施項目*

(1) 「IPアドレスとサブネットマスク」;

        192.168.123.194 (FF.FF.FF.F8) でネットワーク部とホスト部は?

              (何ビットのサブネットマスクかをまず考えること)

        また、このネットワークには最大何台の端末を接続できるか?

 

※確認項目

 (1) 「IPアドレスとサブネットマスク」;

        192.168.123.194 (FF.FF.FF.F8) でネットワーク部とホスト部は?

              (何ビットのサブネットマスクかをまず考えること)

        また、このネットワークには最大何台の端末を接続できるか?

(2) 経路制御にはどのような方法があるのか、それぞれについて簡単に機構および利点などを説明せよ。

(3) ある端末Xから別のネットワークの端末Yまでパケットを届ける際に、どのように届くのか?端末Xにはデフォルトゲートウェイ一つのみが設定されているとする。

(4) ある端末をネットワークに接続する場合、ネットワークを利用する場合に、最低限設定しなければならない設定項目はどのようなものか?

 

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