*戻る(この授業のトップページ)  ┃  前回の授業のページ  ┃   次回の授業のページ


***第9回の授業内容(予定を含む)***

★第9回(12/7);表計算ソフト(基礎)★

 

今回は、

* 表計算ソフトの使用(基礎) について

 

を勉強します。詳細については、各々上記などからリンク先を見てください。

 

また、今回作成するものは[課題5]として提出していただくものの一部となります。

 

以下概要です。

 

* 表計算ソフトの使用(基礎)について

        表計算ソフトとは、表形式で数字などを扱い、これらを計算したり、グラフにしたりできるソフトである。

        ここでは表計算ソフトとして、Microsoft Excel(エクセル)を使います。

        一つ一つのマスをセルと言い、数字や文字、または式などを書くことができる。

        まずは簡単な使い方を覚えよう。

u      セルに数字や文字などを入力したり、修正したり、削除したりしてみよう。

u      セルのコピー&ペーストなどもできるようにしよう。

u      列や行の挿入、及び削除などもできるようにしよう。

u      式の入力の仕方;まず「=」を書いてから式を入力。例えば「=2*3-4/5+6」

u      式には、セル番号を変数のようにして書くことができる。

u      例えば、「=A1*A2+10」という式をセルA3に書けば、A1とA2のセルに入力されている数字を掛けて10を足した数字が、このA3セルに表示される。

u      ここで注目すべきは、A1やA2のセルの値を変えれば自動的にA3の値も変わってくれることである。

        セルの表現形式

u      セルの値は、様々な表現形式で表示することができる。

u      例えば、「1000」という値である場合、これを「\1,000」「10000%」「$1,000.00」などのように表現して表示することができる。

        式に関数を使う場合;

u      式をセルに書く場合、関数というものが使える。

u      一番シンプルな関数は、Sum関数である。

u      例えば、A1からC1までの三つのセルの合計をD1に書く場合、D1には「=Sum(A1:C1)」とする。

u      尚、式中にセルを指定する場合は、手で書いてもよいし、マウスでクリックしてもよい。

u      また、連続したセルをマウスで指定する場合は、ドラッグすればよい。

        セルの指定方法とコピーについて;

u      式中でセルを指定(参照)する場合、通常は相対的位置によって指定される。

u      例えば、A3セルの式にA1セルを参照したい場合は、「A1」と記述するが、実際は、二つ左のセルという意味になる。

u      これに対して、セルを絶対的に指定する方法もあり、「$A$1」のように行や列番号の前に「$」をつけると、絶対的な指定となる。

u      相対的指定と、絶対的指定では通常は気にする必要はないが、コピー&ペーストする際には充分に気をつける必要がある。

u      例えば、A3セルにA1セルを相対的に参照した式があり、A3セルをA4セルにコピー&ペーストすると、貼り付けられたA4セルの式では、「A2」となってしまう。一方もし絶対指定されていたとすれば、そのまま「$A$1」である。

        表計算ソフトを使う場合には、データ部分と、計算させる部分とを明確に分けておくことが大事で、絶対に自分で計算をしないで、式によりコンピュータに計算させましょう。

         

       演習;「自分に関するデータ表」を作成してください!

u      タイトルと学籍番号及び名前を忘れずに、上部に書いておきましょう。

u      自分に関係する数字データを決め、様々な計算をさせ、適切な表現形式にしましょう。

                    例えば、・家計簿、・交通費、・1日の時間の過ごし方、 ・一生のおこずかい、などなど。

                    *工夫して、普段計算しないようなおもしろいものを 計算させたりし、様々な計算をさせること!

                    *時間(時分)を扱うのはちょっと難しいので注意すること。

u      単純なデータだけの表ではなく、様々な計算をさせることが必要で。

                    数値データは、正確である必要はありません。およそで構いません。

                    何を計算させるかは、様々工夫して、意味さえあれば必ずしも実用的でなくて構いません。

                    *単純に数字を並べただけだったり、簡単な足し算だけだったり するのは駄目です。

u      データ部分はおよそ3×3以上にしましょう。

u      計算させる部分は行列で4以上にしましょう。また様々な計算をさせてください。

u      あまり大きくせずA4縦に収まるようにしましょう。

    最終的な提出物にも使用するのできちんと保存しておきましょう。


★次週の課題5の提出物の一部となります。

 


*戻る(この授業のトップページ)  ┃  前回の授業のページ  ┃   次回の授業のページ


情報処理教育研究センターの授業のページ 情報処理教育研究センターのホームページ 東京工芸大学のホームページ