・丁半さいころゲーム(さいころコロコロ版)
丁半さいころゲームを作っていたが、よりバージョンアップしてみよう。
最低限の丁半さいころゲームのプログラムについては、ここを参照のこと。
更に、さいころの目を絵で表示させようとしたのは、ここを参照。
またより簡単プログラムとしてコントロール配列を用いた絵の表示に関しては、ここを参照。
そして、当たり・外れをグラフィック表示させようとしたのは、ここを参照。
For文とコントロール配列を使って、さいころがころころと表示されるようにしてみよう。
要はさいころの目を次々と表示させればころころと表示されるようになるはずである。
1,2,3,...とさいころの目を順に表示させるのも手だが(スロットはこの形式ですよね)、ここでは何が表示されるのかをランダムにしてみよう。
なお、色々な方法が考えられるが、ここではちょっとズルしてしまう。
例えば、さいころの目(の絵)がころころと表示されるのを10回と決めてしまう。そして、その次に実際のさいころの目(の絵)を表示させてしまおう。
コントロール配列を利用しなくても、If文やSelect文でもできるが、やはりコントロール配列を用いた方が非常にスマート。
絵を次々と切り替え表示させると、実は早すぎて全くわからない。
そこで、絵を切り替え表示させたら、ちょっとお休みさせてみよう。
プログラムで何もしない(お休み)というのを表現するのはちょっと難しい。ここでは次のように「空のFor文」を利用してみよう。
For i = 0 to 100000
Next i
という繰り返す部分(ブロック)が全くないプログラムをコンピュータが実行する場合、実はちょっと時間がかかる。
実質何もしなくても、カウンタ変数iが増えながら何もしないことを繰り返し処理するためである。
よって、
Picture1.Picture = Picture2( 0 ).Picture
For i = 0 To 100000
Next i
Picture1.Picture = Picture2( 1 ).Picture
というプログラムは、Picture2(0)の絵を表示した後、ちょっと待って、Picture2(1)の絵を表示することになる。