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軸に沿って、アンテナを
当分割し小区間に分けて、
電流分布について端点条件
を考慮して、
区分的な展開関数
 |
(4.15) |
で展開する。
ただし、
である。
を用いて、アンテナ上の電流を
 |
(4.16) |
と近似して、式(4.14)に代入し、
両辺に
をかけて、
で積分すると
次の方程式が得られる。
ただし、
である。
この方程式を連立方程式として解けば展開係数
が求まる。
計算機を用いて数値計算する場合、
には2重積分が含まれ、このまま数値計算したのでは
大きな計算誤差を伴う。
そこで、積分を変形して2重積分を排除する必要がある。
部分積分を行なうことにより、
と変形される。
同様に、
についても部分積分を行なうと、
と変形できる。
したがって、
は、
と書換えられる。(付録参照)
ただし、
である。
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T.Kinoshita
平成15年6月18日