99年度[荒井]ソフトウェア工学概論
up date:1999.6.15
荒井 良徳
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*「1.プログラミング基礎[VB]」*
1.プログラミング基礎[VB]」
- アプリとプログラム
- アプリケーションとはワープロのように何かをするプログラムのこと。
- これらアプリケーションは人間(プログラマー)が作る。
- 何らかのアプリケーションを作ることをプログラムするという。
- プログラムを知ることにより、コンピュータで何ができるのかが実体験できる。
- エンドユーザコンピューティング、つまり一般のユーザが
自分で何でもできるようになることが必要となっている。
- 例えば、Excel(表計算)での計算指定などもその一つ。
- プログラムをするためには、プログラミング言語を学ぶ必要がある。
- この授業ではVB(Visual Basic)を学ぶ。
- この他にもたくさんの言語がある。
- 言語と言うからには文法があり、人間が使っている自然言語よりも
もっときっちりとした文法が規定されている。
- よって、1文字でも違っていたりしてはいけない。
- また1行1行の全てのプログラムには、必ず理由があり、意味がある。
- 自分がコンピュータにさせたいことを文法にしたがって、プログラムしていけばよいだけ。
- 基本的には小さな命令(コマンド)をつなげていく。
- 決して難しいものではない。
- 変数
- 数字(値)などを入れておく箱のようなもの。
- この箱に名前(変数名)をつけておき、これにより参照する。
- 代入
- 変数には、数字(値)などを代入することができる。
- 代入の文法は、左に変数、次に「=」、そして右に式もしくは値
- 例えば、「x = 10」とか「a = 1+2」などとする。
- 更に、「x = 4 + a」などのように変数を参照して計算することもできる。
- 演算(計算):+、−、*、/
- +(+)は足し算
- −(-)は引き算
- *(*)はかけ算
- /(/)は割り算
- 命令の羅列
- プログラムにおける命令は代入や演算のような簡単なものばかり。
- これらを複数、次次と並べて目的のプログラムを作っていく。
- コンピュータは、「おばか」。なぜならこんな簡単なことしかできないから。
- これらの簡単な命令を組み合わせて、賢いプログラムを作るのは人間。
- 作りたい(コンピュータにさせたい)ことを、これらの小さな命令の組合せに
よって、工夫しながら組み立てていく。
- よって、プログラムの順番(流れ)がとても大事。
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