99年度[荒井]ソフトウェア工学概論
up date:1999.9.21
荒井 良徳
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*「2.変数と代入及び四則演算、VB入門」*
2.変数と代入及び四則演算、VB入門
プログラム(VB)の基礎
- 変数と代入、四則演算(復習)
- プログラムはコンピュータにさせたい順番に、上から書いてあること!!!
VB入門と練習
- VB立ち上げ、各種名称など。
- ツールボックス(テキストボックス、コマンドボタン)
- フォームウィンドウ
- プロパティウィンドウ
- プロジェクトウィンドウ
- コマンドボタンとテキストボックスを張り付け。
- ツールボックスのテキストボックスもしくはコマンドボタンを選択し、
フォーム上でドラッグすると張り付け完了。
- 張り付けたものは移動や大きさの変更が出来る。
- 例えば最初に一つコマンドボタンを張り付けると、
Command1 と言う名前のコマンドボタンとなる。
この名前はプロパティウィンドウで確認できる。
- 張り付けたものを削除するには、フォーム上でそのオブジェクトを選択
(クリック)した後に、「切り取る」もしくは削除/Deleteする
- コマンドボタンにコード(プログラム)を記述。
- プログラム(コード)を記述するために、コマンドボタンをまず張り付ける。
- 張り付けたコマンドボタンをダブルクリックすると、
コードウィンドウが開かれる。
- コードウィンドウには、以下のように表示されている。
Privete Sub Command1_Click
End Sub
- この記述は絶対に消さないこと!!!
- この2行の間にコンピュータにさせたいプログラムを書いていく。
- スペースや改行は多くても問題ない。
- 大文字/小文字は気にしなくても良い。
- 書いたプログラムに文法的な間違いがあると、警告されるので、
メッセージをよく読んで修正する。
プログラムを実行してみよう。
- メニューの「実行」→「開始」を選択すると、
今作成したプログラムの実行が準備される。
- 画面がちょっと変わったら準備終了。
- プログラムを書いたコマンドボタンをクリックすることによって、
そのプログラムがコンピュータによって実行される。
単純な x=2+3 ; y=x*4 などの計算をしてみよう。
但し実行しても何も起きない。
コンピュータの内部では確実に計算しているのだが、
それを画面に表示させていないからである。
実行の中止
- プログラムを修正するなどの場合、実行を中止しなければならない。
- メニューの「実行」→「中止」を選択する
入力 InputBox と 出力(TextBoxへ)
まずは、結果を出力させてみよう。
- テキストボックス(Text1という名前になるはず)を一つ張り付けよう。
- 次に、例えば出力(表示)したい変数を「x」とする。
- プログラムの最後に、「text1.text = x」と書き加えよう。
- これは変数「x」の内容を、text1という名前のテキストボックスに、
テキストとして表示せよ、という命令になる。
- こうして実行してみよう。
次に、実行中に変数に好きな数字を入力(代入)できるようにしてみよう。
- 実行中に入力するには、InputBox("")命令を使用する。
- 例えば変更したい変数を「x」とした場合、次のようにする
x = InputBox("please input a number!")
- このようにして、実行すると、実行時に、
プログラムに書いた"please input a number!"が表示されている
小さなウィンドウが出てくるので、ここで好きな数字を入力する。
数字の入力は必ず半角ですること!!!そうでないとエラーとなる。
練習
年齢の計算(生まれた年を入力)プログラムを作ってみよう。
生まれた年(西暦)をInputBoxで入力し、今年の年齢を計算させ、
その結果を画面に表示するようなプログラムにしよう。
まずどのようにするかをじっくり考えよう。
そしてプログラムを作成し、実行する。
もし間違えていたらよく考えて修正すること。
- 年齢計算プログラム例
- 入力:実行時にユーザにより「西暦での生まれた年」
- 出力:テキストボックスに「計算した今年の年齢」
- プログラム例
n = InputBox("please input your bone year")
t = 1999 - n
text1.Text = t
但し、上記はあくまでもサンプルで、変数やメッセージは違って
いてもよいし、また、k=1999; t=k-n などとしてもよい。
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