* ホームページ文書の作成

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●ホームページ文書について

l        ホームページは、幾つかのファイルから成る。

l        一番重要なのは、内容そのものを示すページ用のファイルである。絵などがある場合は、別のファイルとして用意しておく必要がある。

l        ホームページ文書は、HTML言語と呼ばれる特定の規則(文法)に従った書き方をする。
ちなみに、携帯電話でのNTT i-modeではC-HTMLといって、少しだけ違う(サブセット)。また、J-PhoneのJ-Sky Webでは、MMLと呼ばれるC-HTMLに似たものが使われる。AUなどのEZ Webでは、HDMLと呼ばれるHTMLとは若干違う言語が使われている。

Ø        参考;工芸大学の各種ホームページ;

l                        NTT i-mode用; http://www.t-kougei.ac.jp/i/index.html (現在J-Phone; J-Sky Web兼用)

l                        AUなど EZ Web用;http://www.t-kougei.ac.jp/ez/index.hdml

l                        ブラウザには様々なものがあるが、同じページでも、ブラウザが違うと、若干見え方が変わってしまう。


●HTML言語の基礎

        ホームページ文書はHTML言語と呼ばれる文法に従ってテキスト(文字)で書く。

        発信したい内容の文字を書き、これらにタグと呼ばれるマークをつけると考えればよい。

        これらタグにより、例えば文字に色をつけたりすることができる。

        タグは何十種類もあるが、簡単なものであれば、数個を覚えるだけでよい。

        タグには、始まりと終わりの対になっているものと、単独の指定だけのものとがある。

 


HTMLの基礎骨格

        HTMLによるホームページ文書は、次のように書く。

<HTML>

<HEAD>

<TITLE>ここにタイトルを書く </TITLE>

</HEAD>

<BODY>

ここに内容を書き、テキストファイルとして保存する。また、

ファイル名の拡張子として、html もしくは htm とする。

</BODY>

</HTML>

        上記例でも立派に完成されたホームページである。

        赤色で示した「<>」で囲んだものがタグといわれるもので、上記タグは全て、始まりと終わりのあるタグである。

        <HTML>と</HTML>の間にページ内容の全てを書く。

        <HEAD>と</HEAD>の間にページ概要に関するタグ及び内容を書く。

        </HEAD>以降、</HTML>の間に<BODY></BODY>タグを書き、この間にページ内容(コンテンツ)を書く。飾りも何も必要がなければ単純にここに文字を書けばよいだけ。

 


●文書表現のためのHTMLタグ

        <HR>タグ;区切り線(横罫線)を表示するためのタグ。

        <BR>タグ;改行を指定するためのタグ。通常HTML内で書いた文が表示される時は、ウィンドウの右端で折り返される。強制的に改行を指定する際には、このタグを書く。

        <Hn>タグ;nは数字で1〜3。見出しを書く際に大きさを指定するタグ。

        <B></B>, <I></I>, <U></U>タグ;囲まれた文字の文字飾り(それぞれ太字、斜体、下線)を指定するタグ。

        <FONT></FONT>タグ;間に書いた文字に対して、フォント情報(文字の飾りなど)を指定することができる。実際には、次のように使用する。

Ø        <FONT SIZE=”+2”>大きな字</FONT>、<FONT SIZE=”-2”>小さな字</FONT>、

Ø        <FONT COLOR="#ff0000">赤色の指定</FONT>

Ø        色は16進数6桁で指定する。

Ø        COLOR以外にも幾つか飾りなどを指定できる。

        <CENTER></CENTER>タグ;囲まれた文字を画面中央に位置するよう指定するタグ。

        <UL><LI></UL>タグ;リスト(箇条書き)表現の指定のためのタグ。

Ø        <UL>と</UL>で囲まれた中で、<LI>が箇条書きを示す。

Ø        もちろん、<LI>はいくつ書いてもよい。

 


●リンクの指定

        ホームページの醍醐味は、様々な所(文字や絵)にリンクが設定(「張る」と表現される)できることが大きな要因となっている。

        リンクとは、その指定された場所をマウスでクリックすると、どこか違うページなどが表示(「飛ぶ」と表現される)される。通常の文章は、上から下に順番に内容が書かれているだけであるが、このようなリンクの実現によって、ハイパーテキストと呼ばれる構造にすることができる。

        ホームページにおけるリンク先として指定できるのは、ページ内の特定の場所、同じ場所(フォルダ)の別のファイル(ページや絵など)、また全く別の場所にあるインターネット上の全てのホームページなどである。

        ネットサーフィンという言葉があるが、これは、リンクを辿っていくと、いつのまにかアメリカのサイトだったり、ヨーロッパのサイトだったりと、インターネット上をあちこちと辿っていくことをあらわしている。

        HTMLにおけるリンクの指定は、<A></A>タグで指定する。他ページへのリンク指定方法は次の通り。

l        <A HREF=”http://www.t-kougei.ac.jp/”>ここから飛べます</A>

l        上記のようにすると「ここから飛べます」という文字部分にリンクが張られており、ここをクリックすると、ホームページアドレス(URL)「http://www.t-kougei.ac.jp」へ飛ぶことができる。

 


HTML文書内の絵の指定

        HTML文書そのものはテキストファイルであり、絵などの情報を直接入力することはできない。

        ホームページで絵などを表示させたい場合は、それら絵などを別のファイルとして保存しておき、そのファイルをHTML文書の中で指定すればよい。

        絵のファイルは、通常GIF形式と呼ばれるもので作成しておく。

        絵のファイルの表示を指定する場合、<IMG>タグを使用する。

        <IMG>タグの具体的な指定方法は次の通り。

Ø        <IMG SRC=”test.gif”>

Ø        このようにすると、このタグを指定した場所に、「test.gif」ファイルの絵が表示される。

 


GIFファイルの作成(Bitmap形式ファイルからの変換)

        PC2演習室では、残念ながらGIFファイルを直接作成できるお絵描きソフトがない。

        そこで、まずBitmap形式で簡単な絵を書き、次にこれをGIF形式のファイルに変換する。

        Dibas32 というツールをここでは使用する。

        Dibas32によりビットマップファイルを開き、

        「ファイル」メニュー→「名前を付けて保存」を選択する。

        保存形式に「GIF」を指定して、保存する。

        (インターレース、透明GIFはここでは無視して構わない)

 


HTMLによるホームページ文書作成例

        上記で解説したHTMLの基礎的なタグを用いたホームページ文書の作成例を示す。

        作成結果はここから見ることができる。ブラウザで閲覧し、ソースを見れば、どのように書かれているかを知ることができます。同じ物は下からみることもできます。

        作成ファイル(test.txt)は、こちらから。これを、拡張子.htmlとして保存すれば、そのまま自分のものになる。

 


●ホームページ作成(HTML)支援の様々なページ

        http://www.seaple.icc.ne.jp/~hama/home/index.htm

        http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/6725/index.html

        http://www.mitene.or.jp/~k-numa/html/index.html

        http://www.urban.ne.jp/home/kibochan/html.htm

        http://clip.yokohama-cu.ac.jp/~yamaguchi/frame/frame.html

        などなど、とてもたくさんのページでHTMLを含むホームページの作成方法が紹介されているので、興味があれば、参考にしてみよう。また各種サーチエンジンで探してみよう。

 


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