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磁束についての保存則
より、
磁束密度は任意のベクトル関数
を用いて、
 |
(B.1) |
と表すことができる。
これをFaradyの法則に代入すると、
となるから、任意のスカラ関数
を用いて、
 |
(B.2) |
と表すことができる。
、および、
を、それぞれ、
ベクトル、および、スカラポテンシャルと呼ぶ。
以上を Ampere-Maxwell の法則
に代入し、
および、ベクトル解析の公式
を用いて整理すると
が得られる。
ここで、ポテンシャルの持つ自由度を利用して、
と定めると上の式は、
となる。
以上をまとめると、電磁界はポテンシャルを用いて、
と表すことができ、ベクトルポテンシャル
は、
 |
(B.5) |
を満足する。
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T.Kinoshita
平成15年6月18日