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ジョイスティックによるコントロール

道具フラップを開いて、ジョイスティックを取り出します。(図5.2)

\includegraphics[width=80ex]{car/fig3.eps}

ジョイスティックのハロより表示されるプロパティ内に 「ジョイスティック」カテゴリを表示して、 ジョイスティックを操作そうさすると 図5.2に示しめすように、 水平方向、垂直方向ともに \bgroup\color{blue}$+5$\egroup\bgroup\color{blue}$-5$\egroupの範囲でジョイスティックを動かせる ことがわかります。これらの値あたいを自動車の進む距離きょりと回る角度に指定する とジョイスティックで自動車を操縦そうじゅうすることができます。

\includegraphics[width=50ex]{car/joystick.eps}




それでは、自動車を操縦そうじゅうするスクリプトを作成しましょう。 図33に示しめす操作そうさでスクリプトを作成してください:




  1. 先ほど描いた自動車を「Alt+クリック」しハロを表示して ビューア(\includegraphics[width=3ex]{viewer.eps}アイコンをクリックする)を開きます
  2. ビューア内のカテゴリ名の左側にある \includegraphics[width=2ex]{arrow.eps}をクリックすると表示が別のカテゴリに変わります。 \includegraphics[width=2ex]{arrow.eps}を何回かクリックして 「基本」カテゴリを表示します。 表示された「基本」カテゴリ内の「スケッチを進める」タイルを取り 出してビューアの外そとに置きます。 すると、「スクリプト1」が現れ、 その中にいま取り出したタイルが置かれた状態になります
  3. ビューアより「スケッチを回す」タイルを取り出し、 「スクリプト1」内の「スケッチを進める」の下に置きます
  4. 次に、ジョイスティックを「Alt+クリック」してハロを表示し、 上と同様の方法でジョイスティックのビューアを開きます。 ジョイスティック・カテゴリを表示します。 カテゴリ名の左にある\includegraphics[width=2ex]{arrow.eps} をクリックして「ジョイスティック」カテゴリを表示します。 このカテゴリ内に置かれている「スティックの垂直位置」タイルを 取り出して、「スクリプト1」内の「スケッチを進める」タイル右の 数値の付近に持って行き、図に示しめすように数値の部分が濃い緑色に 変わったところで、マウスボタンを離はなすと数値がこのタイルで置き換わ ります。
  5. 同様に、「スティック」カテゴリ内の「スティックの水平位置」タイルを 取り出し、「スケッチを回す」タイルの数値部分と置き換えてください

図 33: ジョイスティックを用いた操縦スクリプト
\includegraphics[width=90ex]{car/fig4.eps}

ジョイスティックで自動車をコントロールするスクリプトが完成しました。 さっそく、自動車を動かしてみましょう。



「スクリプト1」の \bgroup\color{blue}\includegraphics[width=3ex]{clock.eps}\egroup(時計アイコン) をクリックして このスクリプトをくり返し実行させてください。





図 34: ジョイスティックによる操縦(そうじゅう)
\includegraphics[width=36ex]{car/fig5.eps}
クリックしたアイコンの右側の表示が「チクタク」に変わっています。 この表示の状態でジョイスティックの真中まんなかにある 丸い部分をマウスを使って 動かしてみてください。上へ動かすと自動車は前へ、下へ動かすと後ろへ 進みます。また、左右に動かすと自動車は左右に回ります。 このような動作をするのは「スクリプト1」が、くり返し、 ジョイスティックの位置を読み取って自動車を進めたり、回したりしているからです。


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T.Kinoshita 平成18年1月12日