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画面上をはいまわる虫

「スクリプト1」をくり返し実行すると、虫は画面内の一定の場所で はっているような動きをします。 ここでは、虫を動かして、画面上を這はい回るようにします。

短い一定の距離きょりだけ進んだら、向きを少し変える動作を くり返すことで画面上を進ませることにします。

どこへ行こうとしているのかわからないようなバラバラな(予測できない)動きを ランダムウォークと呼よびます。 ここでは、変更へんこうする向きを左右30度の範囲内でバラバラに変化させることで ランダムウォークを行わせます。

図 29: 虫のランダムウォーク・スクリプト
\includegraphics[width=106ex]{worm/fig9.eps}




29にしたがって、新しいスクリプトを作ってください。




  1. 「スケッチを回す」の右側の数値を30に変えます。 数値の部分をマウスでクリックし、キーボードから30と入力して エンター(Enter)キーを押します
  2. 入力した30の右隣の右矢印をクリックすると表示が数式に変わります
  3. 上へ方向の矢印\includegraphics[width=2ex]{arrow.eps}をクリックして、式を引き算に 変えて下さい
  4. 部品フラップより乱数らんすうを取り出し、 「$-$」記号の右隣を乱数らんすうモーフで置き換えます
  5. 乱数らんすうの数値を60に変更へんこうします
部品フラップ内の「乱数らんすう」は バラバラな数を次々と作り出すモーフです。 図では、0〜60の範囲でバラバラな数を 作りだすよう設定せっていしています。 これを30から引き算してスケッチを回す角度を \bgroup\color{blue}$-30$\egroupから \bgroup\color{blue}$+30$\egroupの 範囲の乱数らんすうに設定せっていします。

スクリプトが完成したら、「スクリプト1」と「スクリプト2」の両方の 時計アイコン \bgroup\color{blue}\includegraphics[width=3ex]{clock.eps}\egroup をクリックし、「チクタク」に 切替えて、くり返し実行すると虫は画面内をはいまわります。 虫が端の壁かべにぶつかって進めなくなったら、 マウス・クリックでつかんで、 画面の中央で離はなしてください。

このように、スクイークでは2つ以上のスクリプトを同時に実行させることが できます。この機能きのうを並列処理と呼よんでいます。

図 30: アニメーションの実行
\includegraphics[width=46ex]{worm/fig10.eps}




カメの作品を作ったときと同様にナビゲータ・フラップから 「公開する!」を選んでプロジェクトを保存ほぞんし、「 \bgroup\color{blue}$\langle$\egroup前へ」で プロジェクトから抜ぬけ出して下さい。





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T.Kinoshita 平成18年1月12日