いま描いた絵を1つの入れ物の中にまとめます。
道具フラップを開いて、「入れ物」モーフを引き出してください。
図27に示しめすように、 最初に描いた絵のコピーを作り、「入れ物」の中に置いてください。 つぎに、斜め横を向いた絵を「入れ物」の中に移してください。
最終的に、図27のように最初の絵「スケッチ」を残し、 順番に注意して、入れ物に4つの絵を並べてください。 順番が図と違う場合は、入れ物の中の絵をマウスでクリックし、ドラッグで 順番を入れ換えて図27右のように並べてください。
最後に、虫をコントロールするためのスクリプトを作ります。 図28の順で「スクリプト1」を作ってください。
このスクリプトを実行すると、パレットの順に、次の命令が実行されます。
入れ物には4つの絵が入っています。 図28では4つの絵のうち、最も左側の 絵が黒い枠で囲まれています。 この黒い枠がカーソルです。カーソル位置は左から右ヘ向かって、 1、2、3、4の順になります。図でのカーソル位置は1です。
カーソル位置の値あたいが1つ増と、カーソルは右へ1つ移動します。 カーソルは右端にくると、次は左端に戻ります。
スケッチの絵を入れ物のカーソル位置の絵で置き換えます。 つまり、スケッチの絵をカーソル位置の絵で書き変えます。
また、ここでは、虫モーフのスクリプトの中で、 入れ物モーフのカーソル位置を変更へんこうしています。 このように、スクリプトでは自分自身を動かしたりするだけではなく、 自分以外のモーフをコントロールすることもできます。
スクリプト1の時計アイコン
をクリックしてください。
表示が「チクタク」に変わり、スクリプトがくり返し実行されます。 カーソルが順に移動し、「スクリプト」の絵が順に書き変えられて 虫がはっているように見えます。