速度-圧力法によるキャビティ流れ
2007/06/04 後 保範 (Ushiro Yasunori、東京工芸大学)
1. 概要
速度-圧力法による2次元キャビティ流れを差分法で求める。
時間発展問題として、計算している。
分割数は最大300×300までである。圧力の計算はSOR法を使用している。
2. キャビティ流れ解析
(a) 計算方法 :x方向の分割数(NX)とレイノルズ数(Re)を最初に与える。
次いで、刻み時間(DT),時間積分回数(NT)及び出力間隔(MT)を与える。
y方向の分割数(NY)はNXに等しくしてある。
SOR法の加速係数はプログラムの中で、分割数に合わせて設定している。
(b) 結果の出力 : MTで与えた出力間隔ごとに、'FLOW2-??.txt'に出力する。
??は最初が00で99まで1づつ増加する。NT/MTが100を以上の場合は'FLOW2-99.txt'
は上書きになるので、最後の出力結果が入る。
出力ファイルには各格子ごと、x座標,y座標,p(圧力),U(x方向速度),
V(y方向速度)の順に10進値で出力される。
そのため、FDM法の出力表示プログラムで図形表示できる。
(c) プログラム :
FORTRAN(flow2.f), と
C(flow2.c)のソースプログラム