計算機応用2004年度
B(ネットワーク)クラス・033教室 by 荒井
B『ネットワーククラス』(他のAクラスとは全く別ですので注意)
●概略;
最近の計算機の応用でかなり重要なネットワークについて、TCP/IP技術を中心に、詳細な技術について実践面を重視して学習する。LANなどの基礎的なネットワーク技術について、また16進数の計算などの情報理論の基礎を既にマスターしていることが望ましい。
主な具体的内容としてはおよそ以下のとおりである。
(1)ネットワーク基礎、IPネットワーク通信基礎
(2)IPアドレス体系、サブネットとルーティング
(3)DNS(MX)とメール
(4)イーサネットとネットワーク機器
(5)ネットワークセキュリティ
評価方法は、出席及び授業内の多数回の小テストで行う。
また教科書は特になし。但し概略をHomePageにて公開。
http://www.cc.t-kougei.ac.jp/education/ko-arai/
●詳細;
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IPネットワーク技術の詳細についての講義です。(アプリケーション)ソフトレベルのネットワークの話や、コンピュータの使い方などの講義ではありません。IPネットワークにおける通信技術の講義ですので、ネットワーク関係SEなどの役に立てるかもしれません。
尚、初級シスアド、基本情報技術者で対象となっているネットワーク部分に実践的な部分を加えたレベルを狙っています。
よって、比較的難しい内容です。単に興味本位ではなく、自分で十分に復習をし、積極的に調べていかないと駄目です。簡単には単位を取れませんのでご注意ください。
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ネットワークの難しさは実感のし難さです。よってなるべくデモを交えながら、講義を行う予定です。
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成績の採点は、「小テスト」を中心に採点します。出席はとりますが、あまり重視しません。小テストはなるべく多く、可能な限り毎週します。もし就職活動などでどうしても出席不可能であれば授業内容と小テストを詳しくレポートにまとめた上で提出をしても構いません。但し提出は直接「荒井」まで、原則として次回授業前までにしていただき、その際に簡単な面接をして採点します。また、もしこれらが完璧でも50点満点程度として採点します。
よって、これらレポートのみでは残念ながら難しいです。
また、出席して小テストでほとんど点数が取れなければ、出席していないことに等しいので、この場合も残念ながら難しいです。
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専門用語などを使って、ネットワーク技術について解説をしますので、小テストではその応用的な内容について問います。授業をしっかりと聞いていれば解決できるはずの問題にする予定です。小テストは、授業の最初もしくは終了時に行います。終了時に行う場合は、その日の授業内容を中心とします。最初に行う場合は、前回もしくは今までの授業内容から出題します。
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授業には遅刻しないようにしてください。
また、適宜どんどんとノートを取って下さい。ノートは授業後に自分で調べた内容などを付加して整理していってください。
分からないことなど質問があれば、授業中でも適宜して頂いてOKです。
疑問を残さないように積極的に授業に参加してください。
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残念ながら簡単には単位は取れませんが、興味をもって積極的に授業に参加し、しっかりと理解していけば、勿論全く問題ありません。一生懸命に努力すれば大丈夫だとおもいますので、諦めずに最後まで頑張ってください。でも、いい加減な気持ちならばまちがいなく無理でしょう。
尚、他のクラスを改めて紹介しておきます。途中からクラス変更は原則不可能ですのでご注意ください。
A『WS操作基礎クラス』情報センター・鈴木先生 PC025 (032教室)
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本学において実現されているUNIXを基礎にした分散処理システムの実例に基づいて計算機の応用法を実践的に学習する。