電子メールソフト EudoraPro


★電子メールを取り巻く環境
この情報処理演習で使用する電子メールは、卒業時まで有効な正式なメールアドレスを使用して 行なう。よって,授業以外にでも自由に誰とでもやりとりをして構わない。

電子メールをパソコンから出す場合、まずはsmtpという機構により、メールサーバ、 もしくはsmtpサーバにメールが出される。計算機応用の授業環境では、このサーバ(マシン)に nt-mailという名前のマシンを用いている。
また、電子メールをパソコンから読み出す場合、POPという機構により、メール(スプール)サーバ、 もしくはPOPサーバからメールが読み出される。計算機応用の授業環境では、このサーバ(マシン)に nt-mailという名前のマシンを用いている。

★EudoraProの環境設定
くどいようであるが、ここで述べる設定は、計算機応用の授業のみに適応可能な設定であり、 研究室、自宅からのPPPなどから、正規に使う場合には設定が違う。

メールを使うためには、まず、「インターネット」フォルダ内の「Euroda-Pro」をダブルクリックする。
次に本授業に合わせたEudoraの環境を設定する必要がある。
基本的には、上記内容(★電子メールを取り巻く環境)の設定をまず正確にしなければいけない。
そのために、「ツール」メニュー内の「オプション」をまず選択する。
すると、左側にアイコンで示された、幾つかの設定項目郡が表示され、右側に実際の設定画面が表示される。
簡単に使うためには、「基本設定」、「個人情報」、「ホスト」の3郡を設定するだけで良い。
●「基本設定」
基本設定では、次の2箇所のみを記入すればよく、それ以外は触らない方が良い。
・「POPアカウント」;これはEudora独特の表現で、「ユーザ名@POPサーバ」のことである。例えば、
XXX@nt-mail
というように記入する。もちろんこの「XXX」は各自のユーザ名である。
・「本名」;ここには自分の名前をフルネームで書くのが一般的である。 つまり、他人がこれを見て、自分であることがわかってもらうものを書く。例えば、
Yoshinori ARAI
というように書けばよい。
●「個人情報」
個人情報では、「返信アドレス」のみを設定すればよい。 その他に既に基本設定で記入した項目も表示されるので、再度確認して間違いがあれば修正する。
・「返信アドレス」;ここには自分自身の本当のメールアドレスを書く。 皆さんの正式なメールアドレス、つまり返信アドレスとしては、以下のように記入する。
XXX@st.t-kougei.ac.jp
*この設定は一度だけ行なえばよいもので、次回からは行なう必要はない。
*但し、より便利(?)にするために、様々な設定を行なっても構わないが、
*上記設定だけは絶対に変えないように
*!また、分からないものは設定しない(触らない)方がよい。

★Eudoraによるメールの送信方法
「メッセージ」メニュー内の「新規メッセージ」を選択しよう。
新たにウィンドウが開かれるので、ここに必要事項を記入し、「送信」ボタンを押せば、いくつか メッセージが表示されて、送られる。
最低限必要な記入事項としては、まず、「To:」欄である。ここには、出したい相手のメールアドレスを 記入する。ちなみに、「,」で区切って何人もにも同じものを送付できる。
また、「Subject」も基本的には記入すべき項目である。これはこれから出そうとするメールを 一言で言い表した、いわゆる「題名」である。
それから、点線の下側の空白部分に、いわゆるメールの本文を記入していく。
最低限これら3つの項目を記入する。
★Eudoraによるメールの受信方法
まず、「メールボックス」内の「受信」を選択しよう。すると、「受信」ウィンドウが開かれる。 もし既に受信したものがあれば、一つのメールが横一列で表現されている。
次に、「ファイル」メニューの「メールの確認」を選択してみよう。すると、なにやらいくつか メッセージが表示され、最後に新しくメールが届いていたか、何もなかったかを教えてくれる。

★Eudoraによるメールを読む方法
受信ウィンドウの中で、読みたいメールをダブルクリックすると、受信したメールを読むことができる。

★Eudoraをよりよく使うためには
Eudora自体は比較的高機能なメーラであり、これらの基本的な設定/操作以外に、便利に/よりよく使うためにはいろいろな設定/及び操作がある。 返信時の引用マークの設定や、署名の設定は、よくメールを使うのであれば、出来る限り設定しておこう。
また、スタイル情報は捨ててしまうように設定した方が、Eudora以外を使っている多くの人とやりとりを する場合にはよい。


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