ウィンドウ、マウスの操作に関して

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★マウスの基本操作 | ★デスクトップ、マルチウィンドウ、マルチタスク | ★ファイルの種類とアイコン | ★ウィンドウの操作 | ★メニューについて


★マウスの基本操作

 マウスの操作には、移動、クリック、ダブルクリック、ドラッグ&ドロップなどの 操作があります。画面上にマウスカーソルと呼ばれる矢印(時と場合によって違う 形に変わることもある)が出ているが、マウスを動かす(マウスパッドの上で転がす) と同じようにマウスカーソルも動きます。
 マウスには2つのボタンがついていて(三つボタンやホイール(円盤)が付いているマウスなどもある)、人指し指を左ボタン、中指を右ボタンに 軽く乗せて、全体を軽く包むように持つのが普通です。
 クリックとは、マウスのボタンを一回だけ、カチッと押してすぐ離すことです。緊張せず、力を入れずに、単に「トン」と叩くようにすればOKです。
 ダブルクリックは、このクリックを単に素早く2回繰り返すことを言います。
 つまり、「カチカチ」もしくは「トントン」と叩きます。この際にマウスを動かしてしまわないように注意しましょう。
あまりあせる必要はありませんので、マウスを強く握らず、指で軽やかにトントンとやさしく連続してクリックしてみましょう。
指でノックするようなものと考えましょう。例えば、地図上で「ほら、ここ、ここ」と 指で指し示す時の動作を考えればOKです。

 ドラッグとは、クリックとは違い、ボタンを押したままにします。そして更に ボタンを押したままマウスを移動することをドラッグと言います。
 机の上にある紙や将棋の駒を指で押しつけながら移動するような動作です。
 ドロップとは、ドラッグ操作の後、目的の場所でボタンを離す動作のことを言います。
つまりドラッグ&ドロップとは一連の動作のことです。また、この場合、UFOキャッチャー のように、掴み上げ(ドラッグ)て、目的の場所に落す(ドロップ)といったイメージの 方がよいかもしれません。


★デスクトップ、マルチウィンドウ、マルチタスク

 Windowsでは、その名の通り、ウィンドウ(窓)と呼ばれる単位で情報が表示されます。
 まず画面全体のことを、デスクトップ(机上)と呼び、何も置かれてない机だとおもって おけばよいとおもいます。ウィンドウ(窓)とは、机の上にノートを広げたりするような もので、実際にデスクトップの上に、幾つものウィンドウを開くことができます。
 このような複数のウィンドウを開ける環境をマルチウィンドウと呼びます。自分の机の上も、辞書を広げ、教科書を広げ、 ノートを広げ、更には電卓や時計を置くといったことができるのと同じように、 Windowsでもそれぞれのウィンドウを開くことができ、更に場所を移動したりもできます。
 また、多くの場合これらのウィンドウサイズを変えたり、また一つのウィンドウを 机全体に広げたりと、実世界では出来ないようなことも可能です。
 更にこれらの窓一つ一つは生きていて、同時に幾つものプログラムを走らせることが できます。例えば、CDで音楽を聞きながら、辞書を調べ、更には計算をし、また インターネット情報を閲覧するなどが同時に行なえるわけです。
 コンピュータには小人(コビト)さんが住んでいて、いろいろな仕事(タスク)をしてくれますが、 その小人さんが何人もいるといったような概念です。このような機能をマルチタスクと呼んでいます。


★ファイルの種類とアイコン

 コンピュータの世界では、通常ファイルとそれらをまとめておくフォルダ(ディレクトリ) という種類があります。コンピュータで扱う情報は、通常ファイルと呼ばれる(書類とも呼ばれる)、一種の 巻物/本/ノート/紙のようなものに記録されます。このファイルをまとめてしまっておくものが フォルダ(ディレクトリ)と呼ばれるものです。
 Windowsの世界では、これらはアイコンと呼ばれる簡易的な小さな図で表示できるように なっています。
これらのアイコンを(左ボタンで)ダブルクリックすることは、「それをやるんだ」 といった意味合いになります。
尚、ファイルには大きく二つの種類があることを知っておくべきでしょう。一つはデータファイルで、もう一つは実行ファイルです。データファイルとは例えば自分がワープロソフトで作成したデータとしてのファイルです。また実行ファイルは、プログラムなどとも呼ばれ、アプリケーションソフトそのもののことで、ワープロソフトであったり、WEB閲覧ソフトであったりします。データファイルと実行ファイルのアイコンは見分けが付きにくいのですが、実際にはファイル名の拡張子で区別されます(Windowsの場合)。拡張子とは、ファイル名の後ろに付けられる「.xxx」の部分のことを指します。
 尚、ファイル名は自分の好きな名前を付けることができます。但し、同じフォルダ内に同じ名前のファイルは存在できません。また使用可能な文字や文字数などに制限があります。

ファイルアイコンをダブルクリックすれば、その書類に関連付けられたアプリケーションソフトが自動的に起動して、データファイルが開かれます。もしくは単純にアプリケーションソフトが起動します。

フォルダアイコンをダブルクリックすれば、フォルダの中身が(開いたように)表示され ます。

 例えば、パソコンを立ち上げると、画面(デスクトップ)上の左方に幾つかのアイコンが出ています。
この中の「アプリケーション」「インターネット」はフォルダで、これらをダブルクリック すると、それぞれその中にしまわれていたものが見えます。
 その中身の殆んどは、アプリケーションソフトのファイルで、それらをダブルクリックすると 各々のアプリケーションが立ち上がります。


★ウィンドウの操作

 ウィンドウの操作は、次のようなことができます。

l        移動→ タイトルバーをドラッグする。

l        大きさの変更→ ウィンドウの枠をドラッグする。

l        画面一杯に表示→ 「最大化」ボタン(右上の中央)をクリックする。元の大きさに戻すには「元のサイズに戻す」ボタン(右上の中央)をクリックする。

l        アクティブウィンドウの切り替え→ ウィンドウの一部をクリック、もしくはタスクバーをクリックなど。

l        一時的に隠す→ 「最小化」ボタン(右上の左)をクリックする。終了せずに一時的に画面から退避させておきたい場合に使用する。元に戻すためには、タスクトレイのアイコンをクリックする。

l        閉じる→ 「閉じる」ボタン(右上の右)をクリックする。ウィンドウのみを閉じる(アプリケーションは終了せず)場合と、アプリケーションそのものも終了する場合とがある。


★メニューについて

 メニューとは、一覧より選択することにより、簡単に実行できる命令のためのものです。多くのウィンドウではメニューバーが表示されます。メニューには、例えば「ファイル」メニューなどがあり、ここをクリックもしくはドラッグすると、その下にプルダウンメニューが表示されます。マウスで指定の命令などをクリックもしくは離すことにより、実行されます。
 また、メニューに()内に英字が書いてある場合は、ショートカットキーが設定されている場合です。例えば「ファイル(F)」となっている場合、「Altキー」と「Fキー」を同時に押すことにより、マウスで選択しなくてもプルダウンメニューが開かれます。


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