ファイル操作に関して

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★ファイルシステムについて

        コンピュータ(PC)では、自分の作成したデータやアプリケーションなど、全ての情報(データ)の一つの塊をファイルと呼ぶ単位で保存できるようにな機能を、OSにより実現している。

        ファイルには、テキストファイルと、バイナリファイルとに分けることができる。

l        テキストファイルとは、文字情報のみが書かれているファイルで、Windowではメモ帳や殆どのワープロソフトなどで見たり、編集したりすることができる。文字情報のみというのは、文字の大きさや色など余分な情報を全く含まない、文字そのものの情報のみのことを言う。テキストファイルは多くのOS上で互換性がある。

l        バイナリファイルは、単純に中身を見ても何が書かれているかわからなく、0と1による数字の並びのように見える。バイナリファイルには、基本的に二種類に分けることができ、一つはデータファイル、もう一つは実行ファイルである。

l        データファイルは、いわゆる自分で作成した情報を含むデータや、設定などのためのデータなど様々なものがある。

l        実行ファイルは、いわゆるアプリケーションソフトそのもの(実体)である。

l        これらファイルの種類は、Windowでは区別しにくい。Windowsでは、拡張子と呼ばれるファイル名の最後に付けられる「.(ピリオド)」+3文字により区別される。例えば、「.doc」はWord用の書類、「.exe」は実行ファイルなどのように関係付けられている。

        ファイル名について;
ファイルにはそれぞれ名前をつけることができ,これをファイル名と呼ぶ。自分で作成するファイルは自分で名前を付けることができる。
ファイル名は、同じ名前があってはいけない。

        このファイルつまり、データをコピーしたり、移動したり、削除したりできなければならない。

 

        「フォルダ/ディレクトリ」について;

l        フォルダと呼ぶ(ディレクトリとも呼ばれる)入れ物を用意することができ、ファイル名と同様に名前を付ける。

l        フォルダは、その中にファイル及びフォルダを収納することができる。フォルダは主に整理をするために利用される。同じ名前のファイルがあってはいけないが、フォルダが違えば同じな前のファイルが存在しても大丈夫。フォルダはいくつでも作ることができる。

l        つまり、ファイルが100も200もあると何が何だかわからなくなってしまう。
そこで、いくつかのファイルを束ねておくフォルダを利用する。いわゆるファイル(書類・一枚の紙)に対して、それらをまとめておくフォルダ (書類入れ)ということになる。
フォルダも自由にユーザが作れ、その中に自由に複数のファイル及び複数のフォルダを入れておくことが可能である。
同じフォルダ内においてファイル名は同じものがあっては許されない。


★ファイルの操作の概要

ユーザ(使用者)がファイルを指定する場合、ファイル名は一文字でも間違えては いけない。但し最近のウィンドウ環境のPCなどでは、ファイルを視覚的に 見ることができる。画面上ではアイコンと呼ばれる絵文字で表示される。
新しいファイルを自分でどんどんと作ることができるが、同じ名前のファイル名は 許されない。但し、次のフォルダとの関係に注意。

        移動;
Windowsではファイルやフォルダのアイコンをドラッグしていくことにより、 これらを移動することが可能となる。移動とは、別のフォルダに移すことである。

        コピー;
Ctrl(コントロール)キーを押しながら、アイコンをドラッグすることにより、ファイルやフォルダをコピー(複製)することができる。

        削除;
ファイル・フォルダを削除するには、それらアイコンを「ごみ箱」の中にドラッグする。
PC演習室のごみ箱は、通常のWindows98などと違って、中に入れられたファイルなどは、
その場ですぐに無くなってしまうので、注意しよう!

        ファイル名の変更;
ファイル名の変更は、アイコンのファイル名部分をクリックすることで編集可能である。しかし、最初この部分をクリックすると、アイコンが選択されるだけであり、少し経ってから再度クリックする必要がある。立て続けにクリックすると、ダブルクリックとなってしまうので、注意。


★ファイルの操作の練習


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