複数ボタンによる複数のプログラム作成

○一つのプロジェクト内で、複数のプログラムを作成してみよう

既に何度も利用してきましたが、一つのプロジェクトに、複数のボタンを貼り付け、それぞれ別のプログラムを作成する方法を念のためおさらいしておこう。

但し、フォームのLabelやTextBox, PictureBoxなどのButton以外のコントロールは共有されるので、同じようなプログラムを作成する場合に利用しましょう。特に段階的にプログラムをバージョンアップ・機能アップしていく場合に利用するとよいでしょう。

再度の確認ですが、Buttonを一つ作り(Button1が出来る)、ここ「Private Sub Button1_Click( )」にプログラムを作成していた。実行するには、このボタンをクリックすると、作成したプログラム実行される。

Buttonを二つ作り(Button1とButton2)、各々に違うプログラムを作成することが可能。
注意しなければいけないのは、Button2にプログラムを書く場合、Button2をダブルクリックして「Private Sub Button2_Click( )」にプログラムを作成しなければならない。
それぞれのボタンは基本的に連動しない。但しLabelなどは共通で利用することもできる。

またくどいかもしれませんが、プログラムはボタンを押すことによって、はじめてそこに書かれたプログラム実行される。ボタンを押さない限りはプログラムは実行されない。

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
... 'Button1のプログラム
End Sub

Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
... 'Button2のプログラム
End Sub
というようになる。

くどいようですが、Formは共通なので、そこに貼り付けたコントロール「Label」「TextBox」「PictureBox」などは全てのボタンで共通に使われることに注意しよう。


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