競争ゲーム課題

・[新規]競争ゲーム（とりあえず二台を不規則に動かしてみよう）

・競争ゲーム；予想を入力し当たりか外れかを表示させるなどなど。
・提出物；プログラム（コード）を印刷して提出。

以下の順でプログラムをしてください。絶対に順番を飛び越してはいけません。一つが完成しきちんと動いたら次の問題に修正していってください。

プログラムの先頭あたりに、コメント文として、学籍番号と名前を明記すること！
時間になったら、その時点で完成しているプログラムを提出していただきます。
提出方法は、時間になったら指示します。

※注意；

• 課題とは言え、慌てずにじっくりと着実に進めていくことを強く強くお勧めします。

未完成のまま先に進んでも、完成部分までの採点をします。

• ＷＥＢ資料、教科書、以前に自分で作ったプログラムなどなど、どんどん参照してください。
• 誰かのプログラムを写しては絶対にいけません。

  分からないことを一つづつ明確にして一つづつ理解していきましょう。

○二台の競争ゲームを作ってみよう

• 問題概要
  • 二台の自動車が左から右に進む。
  • 画面右の方にゴールがあるとする。
  • 各自動車は早い遅いがあり、どちらが先に着くかはわからない。
  • どちらが勝ったのかを表示してあげよう。
• 課題進行ステップ
• 必ず次の順序で作っていくこと。飛ばして先を作ってはいけない。
  但し、次々と修正をしていくこととし、複数のプログラムを作る必要はない。
• （Ａ）基本
  • PictureBox1の１台が左端０から右端から消えるまで進む
  • ２台はランダムに進み、どちらが勝つかわからない
• （Ｂ）画面内ゴール
  • PicutreBox1の右側が、フォームの端に達したらゴールとする。
    • PictureBoxの幅を考慮するとこと
• （Ｃ）どちらかゴール
  • ２台の内、どちらかがゴール（フォーム右端にかかったら）したら終了とする
• （Ｄ）勝者の表示
  • ２台の内、どちらが先にゴールしたのか（勝ったのか）をLabelに表示しよう。
  • 表示例；「１」or「２」などの簡単な表示でよいとする。
• （Ｅ）予想の入力 と当たり外れの判定
  • レース前、ユーザに２台の内どちらが先にゴールするか予想を入力してもらい、
    レース後、ユーザの予想が当たったのか外れたのかを表示する。
  • 予想入力はInputBox( )を利用し、「1」か「2」を入力してもらう程度でよい。
  • 判定結果は、Labelに「あたり」「はずれ」などを表示する。
• （Ｆ）バラエティな判定結果表示
  • ユーザ予想に対する判定（あたりかはずれ）の表示メッセージを、複数のパターンを用意して、ランダムにさせよう。
  • あたりの場合の例；「あたりです」「すごい！あたったよ」「おめでとう。予想的中です」などの複数のパターンを準備し、当たった場合に、ランダムにこれらの中から選択して表示する。外れた場合も同様。
• （Ｇ）２台の車に各々違った性格を持たせてみよう
  • １台はやや着実に、もう１台はやや気まぐれに進むといったような性格を持たせよう。
    • 進み方を変える。例えば、「気まぐれ」というのは、一度に１０進むときもあれば、進まないときもあるなど。
• 実現に向けての検討
  • 二台の車は、ピクチャーボックスで表現するものとし、ピクチャーボックスの大きさは同じとする。
    • とりあえず絵はなくてよい。
  • スタートは、画面の一番左とする。
  • ゴールは、指定した片方のピクチャーボックスが、画面の一番右に到達したときとする。
    （但し、ぴったりではなくゴール線を超えたらゴールとする）
    つまり、どちらかがゴールに達したときを終了とせず、指定した（例えば上の）ピクチャーボックスがゴールに到達した時をとりあえずゴールとしてしまうということ。
  • どちらが勝ったのかを判定し、LabelにTextプロパティに文字（「上／下」「１／２」など）で表示するものとする。
• プログラムの準備 、考え方
  • ランダムに車を進めたいので、Randomizeが必要。
  • まず、両ピクチャーボックスをスタート位置に着かせる。
  • 次に、Do文により両ピクチャーボックスをランダムに進め、ゴール線を越えるまで繰り返す。
    • 各々さいころを振って、その分だけ進ませるようにすればよさそう。
    • 終了は、例えば上のピクチャーボックスが画面右端に到達した（超えた）時とする。
    • 二つを同時に進めることはプログラム上ではできない。
    • しかし、二つのピクチャーボックスを矢継ぎ早に移動させれば、同時に移動したように見える。
      つまり、一つを移動し、すぐにもう一つを移動させればよいわけである。
      すぐにというのは、単に続けてプログラム２行を書けばよいということである。
  • どちらが勝ったのかを判断して、表示。
    • どちらのピクチャーボックスが先まで進んだのか（右側にあるのか）を判定すればよい。
    • これはＩｆ文にて判定させるとよさそう。
      • 各々のピクチャーボックスの位置が分かるはずなので、これを比べればよいはず。
    • 例えば上を１番、下を２番などとしておき、それなりのメッセージをラベルのTextプロパティを利用して表示させよう。
  • ゆっくり進めるためには。。。
    • ピクチャーボックスの移動は、早く次々と移動させてしまうと、進んでいるようには見えない。
    • そこで、進ませてはちょっと休み、進ませてはちょっと休むということをさせる必要がある。
    • ここでは、空のFor文を利用してみよう。
• さあ、プログラムしてみよう。
  • プログラムの流れをまずじっくりと考えよう。
  • 座標系について分からないことはないですか？
  • ピクチャーボックスの位置制御について分からないことはないですか？
  • ランダムの使い方（今回はさいころ）について分からないことはないですか？
  • Do-Loop Until文について分からないことはないですか？
  • 条件の書き方についてわからないことはないですか？
  • Ｉｆ文について分からないことはないですか？

  わからない部分があれば、それをきちんと理解しましょう。
  まずはきちんと理解できていないと利用は不可能です。
  理解できていると思ったら、簡単な応用例で使い方を確かめてみましょう。
  教科書やＷＥＢ資料の例題を見ればよいでしょう。

  次に、どのようにしたら問題が解決できるのかをじっくりと考えましょう。
  なるべく小さな問題に分割し、それを自分の知っているＶＢの道具（文法など）でどのようにしたら解決・実現できるのかじっくりと考えて工夫してみましょう。

  とりあえず現時点ではプログラムがそれなりに動くことが大事です。
  見栄えなどについては、後回しとしましょう。
  また、複雑な設定や変更は後から修正していけばよいはずです。

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