グラフィックス;座標とグラフィックスメソッド

・座標系についてしっかり覚えよう!
・長さは全てPixcel(画素)で表されます(VB2005)。
・線、円などの描画命令

○グラフィックスにおける座標

○座標の単位

VB.Netでは座標の単位は、「ピクセル」(画素)。

○ウィンドウの大きさ

○グラフィックスメソッド

グラフィックスメソッドというのは、グラフィックスを書くための命令で、VB.Netでは数多く用意されるようになった。

ここでは、基本的な図形(線、円、四角)をプログラムとして書かせる命令を紹介する。

○グラフィック作成の準備

○線;DrawLine命令

DrawLine命令は、線を描くものであり、次のように利用する。

grph.DrawLine (ペン,始点x座標, 始点y座標,終点x座標, 終点y座標)

座標は、通常の(x,y)座標を指定

ペンは、Pens.のように指定する;例えば、Pens.Red, Pens.Black, Pens.Blue などように

※座標に利用する変数について

○色:

例えば、grph.DrawLine (Pens.Red, 0, 0, 100, 100) は、座標(0,0)つまり原点から(100,100)まで赤い線を引けという意味になる。

○四角;DrawRectangle命令

DrawRectangle命令は、四角を書くものであり、次のように利用する。

grph.DrawRectangle( ペン,始点x座標, 始点y座標,幅, 高さ)

○円;DrawEllipse命令

DrawEllipse命令は、円や楕円を書くものであり、次のように利用する。

grph.DrawEllipse( ペン,始点x座標, 始点y座標, 幅, 高さ )

指定するx,y座標は、円の中心ではないことに注意しよう
フォームの中央に半径100の円を表示するには。。。
中央の座標は (size.width/2, size.height/2 )
円の始点は、この中央から、左(X軸マイナス方向)に100/2、上(Y軸マイナス方向)に100/2

○グラフィックの消去;Clear命令

Clearという命令は、DrawLine, DrawRectangle, DrawEllipse命令などで書いたグラフィック全部を消してしまう命令である。

grph.Clear(Color.White)

何色で消すかを()内に指定する

○Formのサイズを考慮したグラフィックス例

Size.Width, Heightはフォームの大きさ。フォーム内のタイトルバー(30)や枠の太さ(4)を考慮して、Form内の大きさをfx,fyに計算している。
但しフォームの形状によっては、うまくいかない(ちょっとずれてしまう)!

○For文を利用して多くの線や円によるグラフィックス例

○色をランダムに変えてみよう

キーワード
「座標と描画の対象の指定」
「グラフィックスの描画」


[「C班」プログラミング基礎のTopに戻る]