次の例題をプログラミングしてみよう。ちょっとVBらしい教科書風のプログラムです。
ちなみに下記(a)のウィンドウに表示している「時」「分」「分で講義が終わります」などは、現時点では必ずしも不要です。優先すべきは正しく結果を出せるようにプログラムできるかだからです。
余裕がある場合は、次のようにすればOKです。これらの文字は実はLabelに表示させています。LabelのTextプロパティをプログラム内で変更する方法は既に勉強して頂きましたが、それで表示しても結構です。また予めプロパティウィンドウで変更をしておくこともできます。あくまでも余裕があればです。時々見かけるのは、プログラムはよく分からなくて暇なので見栄えだけを一生懸命いじって本質的なプログラムの部分を聞かないという人を見かけます。本末転倒ですので、十分にお気を付け下さいね。
起動したところは次のウィンドウのようになるようにしよう。
時(Text1)と分(Text2)を入力してButton1をクリックすると以下のように答えが(Label3に)表示されるようにしよう。
なお、「時」「分」「分で講義が終わります」などはLabelに表示させる。これにはLabelを選択し、プロパティウィンドウの「Text」プロパティをあらかじめ変えておく。
上記の問題を少し改良し、残り時間を分ではなく、h時間m分のように時間と分で表示してみましょう。
最初の問題と似ていますが、今度は終わりの時間(時分)のみを指定してもらいます。つまり今の時間は入力をしなくて済むようにします。
これには、Date型変数、Hour,Minute,Second,TimeSerial関数などのやや高度な(少なくとも現時点では授業では学習していません)文法を利用する必要があります。
よって、現時点ではできなくて結構です。
なお、これを利用すると、年齢計算プログラムなどにおいて、今年限り利用可能という制限のないプログラムを作れます。