○ランダムによって偶然性を利用してみよう

乱数(ランダム)を使ってより面白いプログラムに挑戦しよう。
乱数を扱うことができ、うまく使うと、 コンピュータ(プログラム)上で、きまぐれや、偶然などを表すことが可能となります。

○ランダム/乱数

ランダム/乱数とは、でたらめ/予想がつかない数のこと。
見えない袋に入った数字が書かれたボールを取り出すようなもの。
VBで乱数を扱うには、Rnd()関数を用い、「Rnd(1)」を 実行すると、0〜1までの適当などれかの数値(小数)となる。
使用例;

x = Rnd(1)

このようにすると、変数xにランダムな0〜1までのどれかの数値が代入されることになる。
実際には計算式の中でRnd(1)を利用するのが一般的である。
括弧内の数字「1」は0〜「1」までという意味ではなく、省略も可能で、通常正の整数を指定する。

ランダム・サイコロの利用について

ランダムを利用するとサイコロが実現できることがわかった。
では、サイコロをどのようなプログラムに利用できるかを考えてみよう。

サイコロゲーム、つまりサイコロを振ってその目で何かをするようなゲーム、また、すごろく(双六)のようなゲームには勿論利用可能。

トランプゲーム、例えばポーカーのプログラムにサイコロは利用・応用できるだろうか?

宝箱を開けたら、ミミックが出るのか、ゴールドが出るのか、伝説の鎧が出るのかのプログラムにサイコロは利用・応用できるだろうか?

プログラムはアイデア次第!命令は使い方に厳しい文法はあるが、何のためにどのように利用するかは各プログラマーの自由!
良いアイデアで、面白いことが実現できるよう、色々考えてみよう!!


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