○例題による練習(簡単な分岐)

分岐IF文を利用する簡単な例題をプログラミングしてみよう 。

※プログラムに、コメント(「'」を行頭につける)で、「学籍番号」と「名前」、及び「問題題名」を必ず書いておいてください。
一つのプロジェクト(ファイル)のフォーム内に、複数のボタンを貼り付け、それぞれのプログラムを作っていこう。但し、(i)と(ii)は同じプログラム(ボタン)で作ること。

(i)あなたは「子供」、それとも「大人」

子供、大人の区別は年齢で言うとどこで別れるでしょうか?18歳でしょうか、それとも20歳でしょうか?それとも・・・この値については皆さん各自で適当に考えてみてください。但し、子供か大人かのどちらかとして無理やり判定することになります。
さて、生まれた年から年齢を計算し、「子供」「大人」の区別を表示させてみましょう。

(ii)あなたは昭和生まれ、それとも平成生まれ?

大学生はほぼ平成生まれの人である時代になりましたが、ユーザは大学生だけとは限りません。
そこで、生まれた年(西暦)から、「昭和生まれ」なのか「平成生まれ」なのかを区別して表示させてみましょう。
但し、「もし平成生まれではなければ、昭和生まれ」というアルゴリズムにしましょう。つまり本当は昭和ではなく、明治生まれや大正生まれなどかもしれないけれど、そこは判別せず、平成生まれでなければ、昭和生まれとして表示させるということです。
また、正確に判断するためには、生まれた「月」も関係するのですが、ここでは細かい事は言わず、年だけで判断してしまいましょう。
※上記(i)の問題に追加してプログラムしましょう。

(iii)あなたは細め、それとも太め?

非常にいい加減な身長と体重の標準的な関係は、「(身長−100)×0.9=標準体重」で計算できます。但しかなりいい加減ですので実際には当てにはできない計算です。
さて、この計算式を利用し、身長と体重を入力してもらった人が、細め(標準体重以下)か太め(標準体重以上)かを判定して表示させてみましょう。
但し、細めか太めだけで、ちょうどよいということはないとします。

(iv)睡眠時間は十分?

日本人の平均睡眠時間はおよそ7.5時間だそうです。つまり8時間以上であればまあ十分と言えるでしょうか(判断は各自にお任せ)。
さて、寝た時刻と、起きた時刻を入力してもらって、十分な睡眠時間がとれたかどうかを判定するプログラムを作成しましょう。
但し、時刻の入力は「20」時や「8」時など「時のみ」とし、分は無し(入力しない)としましょう。
また、 寝た時刻の入力は24時制で入力することを前提としましょう(夜11時は「23」時、ちなみに深夜2時は「26」時としてもらいましょう)。

皆さんも自分で問題を考えて色々とプログラムしてみましょう。


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