復習:Imageプロパティによる絵の表示
○PictureBoxコントロールのImageプロパティによる絵の表示
- PictureBoxコントロール
- ピクチャーボックスコントロール
は絵を表示するのに利用されるコントロール。
- ピクチャーボックスはPictureBox1, PictureBox2といった名前が付けられるが、それらはフォームには表示されないので注意。
プロパティウィンドウで確かめること!
- Imageプロパティ
- PictureBoxには、Imageプロパティが存在する。
- Imageプロパティに、絵のファイル(ビットマップ(BMP)、GIF、JPEG、PNGなど)を指定してその絵を表示することもできる。
- 本授業では主に以下のプログラムで読み込む方法を採用するものとする。
- プログラムで絵のファイルを読む込む
- PictureBoxに絵を表示させる一つの方法として、プログラムで絵のファイルを読み込む方法がある。
- まず、絵のファイルを用意する。
- 例えばペイントなどのお絵かきツールで絵を描き、適当な名前を付けてファイルを保存する
- 必要な絵のファイルを全て書いて保存しておく。
- 但し、これらの絵のファイルの保存場所に注意。勿論後で移動してもよい。
- 絵のファイルの場所は、
今自分が作っているVBのプロジェクトフォルダ(例えばWindowsApplication1など)の下の下の、
「bin」の下の「debug」フォルダの下に必要な全ての絵のファイルを移動しておく必要がある。
- 絵を読み込むプログラム(命令)
- 上記場所に置かれた絵のファイルを、プログラムで読み込む方法は次の通り
- PictureBox2.Image = Image.FromFile("picture-file1.PNG")
- これは、PictureBox2に、"picture-file1.PNG"ファイルを読み込んでその絵を表示されることを意味する
- 絵の選択表示
- 上記は、PictureBoxにファイルとして保存した絵を表示(読み込む)させる方法であった。
- PictureBoxに絵を表示するには、絵のファイルを読み込むだけでなく、別のPictureBoxの絵を表示させることも可能。
- つまりあるピクチャーボックスに、別のピクチャーボックスに表示されている絵を表示することができる。
- 例えば、Picture2に犬の絵が表示(ファイルが読み込まれている)されている場合、この絵をプログラムによって別のPicture1に表示させることができる。
- PictureBox1.Image = PictureBox2.Image
- 上記代入命令は、右辺であるPictureBox1という名前のピクチャーボックスのImageプロパティつまり絵を、
左辺であるPictureBox1に代入、つまり絵を表示せよ、という命令となる。これにより、PictureBox1にも同じ犬の絵が表示されることになる。
- 応用として、 PictureBox2に犬の絵、PictureBox3に猫の絵、PictureBox4に猿の絵、PictureBox5に鳥の絵が表示されているとし、
PictureBox1にどれかの絵を表示させることも可能である。
これには、ランダムとIf文を利用すればよい。
- 勿論、どこかのPictureBoxの絵を表示させず、Image.FromFile("ファイル名")で読み込んでもよい。
参照; 詳しくは、先週の「グラフィックスの基礎(1)」を参照のこと。
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