・簡単な配列の使い方
・メッセージをランダムに表示してみよう
・For文と組み合わせた配列
従来扱ってきた普通の変数は、一つの箱。よって一つの数値などを代入して保存しておくことができるものであった。
これに対して配列変数は、従来の変数が横に並んでいるものである。
そして、0番目、1番目などのようにそれら複数の箱をインデックス値と呼ばれる番号で指すことができる。例えば、配列変数aがあった時、この0番目の箱をa(0)と表し、8番目の箱をa(8)と表す。
更に、n=3 のとき、a(n)は、3番目の箱を表す。あるクラスXのテストの結果をプログラムで扱うとき、Aさん、Bさん、Cさん、、、の点数を、a, b, c,... などの変数に入れて計算することもできる。
が、非常に効率が悪い。この場合配列変数を用いると非常に便利である。
x(0), x(1), x(2),... という配列にそれぞれの点数を入れておけば、For文などのループを利用して全体の合計などを簡単に求めることができる。
このようにインデックス値を、出席番号・背番号のように扱うことができるのが配列変数である。なお、変数名には数字を使ってもよい。よってx0, x1, x2,... に、Aさん、Bさん、Cさん、、、の点数を入れておくこともできるが、数字の部分は明示しなければならないので、上記のa,b,c,...という変数を使った場合と何ら変わることはない。
Randomize
d = Int( Rnd(1) * 4 )
Select d
Case 0
Label1.Text = "未成年ですよ"
Case 1
Label1.Text = "まだまだ子供"
Case 2
Label1.Text = "大人じゃないよね"
Case 3
Label1.Text = "がんばれ青年"
End Select
Dim d, m(10)
Randomize()
m(1) = "あああ"
m(2) = "いいい"
m(3) = "ううう"
m(4) = "えええ"
m(5) = "おおお"
d = Int(Rnd(1) * 5) + 1
Label1.Text = m(d)
教科書;
15.4 配列の宣言