明日のゲームを考える
たいそうなタイトルがついていますが、このページは私の独断と偏見による無責任な発言ページです。このページに対する苦情などは一切受け付けません。ただし、明らかに間違っている場合などは指摘して下さると幸いです。
NINTENDO64の行方
- NINTENDO64。なかなか良いですね。ハードの性能は・・・。
- でも、4本目のソフトが出るのが3ヵ月後の9月なんて少しユーザを甘く見ていないのか?まあ、ソフトが面白ければ間がいくら開いていても買うんだろうけど、それにしてもひどすぎないのか?これでは、支持されるものもされなくなってしまうと思うのだが・・・。
- マリオ64はそれなりに面白い。しかし、あくまでも「それなり」である。これは悪い意味で言っているのではなく、マリオが普通のゲームである、ということである。任天堂はスクウェアの様に大容量をいかしたグラフィックや音楽に凝ったゲームを非難し、ゲームの質的転換を主張しました。それに基づいて作られたマリオ64は確かに今までにない操作性や内容になっています。しかし、いくら新しいからといってそれがとてつもなく面白いのか?というと答えはNoと言わざるを得ない。結局は、グラフィックに凝るのと新しさにこだわるのは同じことではないのか?と思います。
- はたして、NINTENDO64の運命はいかに・・・。
家庭用ゲーム機互換のアーケード基板
- いやー、アーケードの「レイストーム」は面白いですね。派手だし、連続ロックがとっても熱いです。しかも、あれが全てポリゴンと言うのですから。
- ところで、結構知っている人も多いと思いますが、あの「レイストーム」もプレイステーション互換のボードを使っています。他に、ナムコのシステム11のゲームはもちろん、「サイッキクフォース」や「スターグラデュエーター」などもプレイステーション互換基板だそうです。また、セガもサターン互換基板のアーケードゲームをいくつかリリースしています。それどころかNINTENDO64互換のアーケード基板のライセンスをどっかが結んだので、じきにNINTENDO64互換のアーケード基板に乗ったゲームも登場することでしょう。
- このように最近は家庭用ゲーム機互換のアーケード基板というのが流行っています。このおかげでアーケードのゲームがすぐに家庭用に移植されるといったニュースをよく聞くようになりました。しかし、一方では「ポリゴングラフィックの質が落ちた」というような批判的な意見も耳にします。さすがにセガのモデル2、3の様な高性能ボードと比較されるとたまりませんが、低価格でポリゴンなどの表現を実現したことは評価されるべきでしょう。プレイステーション互換基板だとポリゴンのマッピングが歪むとかいくつかの欠点もありますが、作り方によってはそれ程気にならないですし。もしかするとこれを機に今までアーケードにはなかったタイプのゲームが家庭用から逆移植されてくるかも知れません。個人的にはDOOMタイプのゲームがアーケードで出たらいいな、と思っています。
- しかし、本当はこれは建て前で、アーケードで話題を呼んでおいて、コストを抑えて家庭用に移植することにより多くの利益を得ようと考えているのかも・・・。まあ、ゲームが面白ければどうでもいいことですけどね。
家庭用ゲーム機における通信対戦
- いよいよセガサターンで「バーチャロン」がでますね。でも、残念なことに通信ケーブルによる対戦は出来ないそうですね。(X−BAND対応版は予定されていますが・・・)
- ところで、なぜセガは通信対戦をやらないのでしょうか? まず考えられるのか技術的に難しいから、というところでしょう。バーチャロンでは表示こそ15〜20コマ位ですが、パッドの入力や移動の計算などは毎秒60コマでやっているものと思われます。この、毎秒60コマというのがくせ者で、普通にケーブルで対戦しようとするとキー入力が最大で+−1/60秒の反応誤差が出てきてしまいます。これはゲームの進行が1/60秒で進んでいるこの手のゲームでは致命的になります。一方プレイステーションでは通信対戦対応ゲームは大抵ポリゴン物でゲームの進行は1/30秒単位なので全然問題ないわけです。
- そうえいば、プレステのレイジレイサーは通信対戦がないそうです。噂ではレイジでは毎秒60コマを実現しているらしい(自分自身本物をみたことがないので分からないが・・・)ので通信対戦が出来なかったのではないのでしょうか。
- 話しは元に戻って、おそらく疑問を持つ人が出てくるかも知れません。そう、X−BANDを使った対戦です。なせ、通信ケーブルで出来ないものがこれだと出来るのでしょうか? おそらく、X−BANDのカードリッジには相手と同期をとる特殊なハードが入っているものと思われます。つまり、ホストの出す信号に合わせて画面の垂直同期を調節できるようになっているのでしょう。
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- そういえば、最近HMD(ヘッドマウントディスプレイ)なるものが出回ってきていますね。画質はそれほどではありませんがゲームぐらいなら十分です。やはり、これは通信対戦のために出てきたのだ、というのは言い過ぎでしょうか? 完全に自分だけの視界に広がるゲーム画面、さらに持ち運びもたいして苦にならないとなれば、申し分ないと思います。ただ、この間店頭で置いてあるのを使ってみましたが、滅茶苦茶目が疲れました。うーん、もっと目に優しいのが出ないかなぁ。
- 注)後で調べてみたところやはりバーチャロンはすべて30コマで動いているらしい。何か反応よくないし・・・。X−BANDの方もやっぱりよく分からなかった。謎は深まるばかりだ・・・。これからは、あまり根拠のない発言は抑えよう(^^;。
今時のゲーム業界
- とうとう、エニックスがPSに参入。しかも、DQ7はPSでの発売になるとのこと。まあ、スクウェアがPSに来たことでいずれそうなるとは思っていたが、ちょっと驚きました。FF7発売間際の発表だったこともあり本体の供給不足にさらに拍車をかけたようです。もともとエニックスは500万台に達したハードに参入するといっていたわけですが、今のPSの伸びをみてDQの発売を決定したそうです。
- 一方次に飛び込んで来たニュースがセガ・バンダイ合併事件。理由はセガがPSに押されぎみだということと、バンダイが赤字になりそうだったため(詳しくは分からないので間違っているかも)、両者歩み寄りという手段をとったそうです。そこでささやかれたのがバンダイ系列のソフトラインナップがSS独占になるのか?ということでしたが、箱をあけれみれば結局バンダイ系列のソフト供給は今まで通り。それどころかセガが、PSと(OKが出れば)N64にバーチャファイターを発売したいとのこと。ずいぶんと方針を変えるようです。さらに、セガバンダイの会長のインタビューの中でSCEとなら協力して業界標準規格のゲーム機を育てていってもいいと発言していることから、なかなか目が離せない状況になってきました。
- そういえばここの所任天堂の動きがあまりなさそうですね。(自分が知らないだけ?)64DDも年末まで伸びたし、大方の意見としてスクウェアとエニックスの大御所から見放されたという感があります。いくらハードの性能がよくてもいつもながらの度重なるハード発売延期、厳しいメーカー選別(今はどうなの?)、古いこだわり(海賊版防止の独自仕様メディア)・・・これではメーカーは寄ってはきません。確かに、それはそれでいいとは思いますがいつまでも王者だと思っていると痛い目を見ることになるでしょう。(もうすでになっているかな?)
- なにはともあれ今年は波乱の年になりそうな予感・・・。
新しいゲームの演出方法
- やっと発売されました、スクウェアのファイナルファンタジー7。「映画を意識した」ということですが、もう凄いの一言です。やはり演出面が半端じゃないです。細かなところにも挿入されるムービーのおかげで、今までのこの手のゲームではわからなかったアクションや雰囲気を感じ取ることが出来ます。しかも、通常の画面とムービーの繋ぎ目が自然になるようになっているので、あまりムービーと通常画面を区別することなくスムーズにストーリを進めることが出来ます。これもひとえにPSの実力のおかげでしょう。
- まあ、避けられない問題として戦闘前や戦闘後のロード時間です。こればかりはCD−ROMという媒体を使っているためどうしようもありません。さらに、戦闘中の動きやパターンも多いため余計に時間がかかります。ワイルドアームズというゲームも戦闘が3Dですが、キャラ固定、アニメーションデータはそれ程多くない(FFに比べて)ため、かなりロード時間が短いです。
- さらに、今回は戦闘システムにも少し問題があります。一番の問題はキャラクタ指定のカーソルの移動です。3Dになったことでこの辺に無理が生じたのでしょう。どうせなら、コンフィグ設定変更などでカーソルの順移動、逆移動なども使えるようにして欲しかったところです。
- ストーリーのほうですが、なかなかいい意味で裏切られた、といった感じです。ことごとく予想が覆えされるし、わからなかったことがじわじわ見え隠れする展開。うーん、マテリア集めも大変そうだ・・・。
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