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目次
プログラム bem には散乱体の形状を与える必要があるので、
散乱体の形状をファイルstruct.dat生成するプログラムを用意しいる。
プログラム |
データ |
機能 |
strip.f |
L, d, N |
に置かれたストリップ導体を
分割したモデルを生成する。 |
cylinder.f |
L, r, N |
( , )を中心とした半径 の円筒導体柱(分割数: ) |
quad.f |
L, d, N |
, の四角柱導体
(各辺の分割数: 、全体は 分割) |
makeコマンドを実行することにより、必要なプログラムはすべて
コンパイルされて実行形式のプログラムファイルが生成される。
波源から
離れた位置に幅
のストリップ導体を
置いた場合の放射パターンを求める場合を例に説明する。
なお、分割数は
とする。
- まづ、makeコマンドを実行し、フォートランプログラムをコンパイルする。
- ファイルstruct.datに散乱体の形状を書き込む:
pstrip
1, 2, 64
と入力する。
- struct.datを元に、bemを実行する。
bem < struct.dat
これで、電流分布、および、放射パターンが、ファイル
i.dat, pattern.datに生成される。
- グラフ表示
gnuplot i.gpl
を実行すると、まづ、電流分布がグラフ表示される。
リターンキーを押すと、続いて、放射パターンが表示される。
T.Kinoshita
平成15年6月18日