PCM

デジタル方式の代表が、PCMだ。

PCM(Pulse Code Modulation = パルス符号変調)では以下のようにアナログ信号をデジタル信号に変換する。

(1) もとの信号 - アナログ信号であり、時間的な区切りも、振幅方向の目盛もない。

(2) 帯域制限
ある一定周波数より高い周波数をすべて取り除く
ここでは、元の信号から変化し、ここで捨て去られた信号は元に戻らない。

(3) サンプリング
ある一定間隔のサンプルだけを取り出す
ここでは一見信号が間引かれるが、実はサンプルとサンプルの間の波形は後で復原できる。

(4) 量子化
振幅方向にも一定間隔の目盛をあてはめ、その目盛を読み取る
この時生じる誤差は、後で復原することはできない。

(5) 符号化
読み取った値を数値にする
値->数値、数値->値への変換は、完全に行うことができ、ここでは誤差は生じない。

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