音の重ね合わせ
さらにいろいろな倍率、いろいろな移動幅の波形を作ってみよう。
//
l=1:20000;
fs=22050;
t=0:1/fs:2;
m1=-0.2*x2(l);
m2=0.5*x2(l+10);
m3=+0.3*x2(l+30);
//
このような計算を行うと、以下のような波形ができる。
- m1はx2を-0.2倍した波形になる。
- m2はx2を左に10サンプルずらし、0.5倍した波形になる。
- m3はx2を30サンプル左にずらし、0.3倍した波形になる。
念のためにこれらの波形もプロットしてみよう。
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w=1001:1100;
clf;
plot2d(t(w),[x2(w);m1(w);m2(w);m3(w)]');
//
波形の位置、振幅、極性がそれぞればらばらであることがわかる。
次にこれら3つの波形を足し合わせてみよう。その結果を元の波形x2と重ねて表示してみる。
m=m1+m2+m3;
clf;
plot2d(t(w),[x2(w);m(w)]');
savewave("m.wav",m,fs)
このように、さまざまな計算の結果、できた波形は元の波形と似ても似つかないものになる。
音を再生してみよう。波形は全く異なるが、あまり元のx2と差がない。波形がまったく変わってしまっても、元の音の特徴はよく保たれていることがわかる。
なお、逆に波形を見てもほとんど区別がつかないが、音を聞くと差がはっきりわかる場合もある。これについてはこの講義の別の回で紹介する。