Web とWindowsアプリケーションの違い
Visual Studioを使うと、WindowのアプリケーションもWebアプリケーションもほぼ同じように作ることができる。これらはどう違うのだろうか?
[WebアプリケーションとWindowsアプリケーションの違い]
WindowsアプリケーションはWidows上で動作するが、Webアプリケーションはインターネット上のサーバーで動作する。
またWindowsアプリケーションでは、文字や画像の入出力はWindows APIを介してWindowsのGUIが行う。一方、Webアプリケーションでは、文字や画像の入出力はネットワークを介してWebブラウザで行う。
Windowsでは、プログラムがパソコン上で実行されるので、毎秒100回以上画面を書き換えることも難しくはない。スムーズにアニメーションを動かすことができる。
Webアプリケーションでは、プログラムはサーバーで実行されるから、あまり頻繁に画面を書き換えることはできない。
しかし、WebアプリケーションはWebブラウザのみが端末で動いている。たとえパソコンがなくても、携帯端末などでもWebアプリケーションが実行できる。
Windowsアプリケーション Webアプリケーション プログラムが実行される場所 パソコン(端末) サーバー 文字や画像の表示の方法 Windows API ネットワーク/Webブラウザ 画面更新の速度 高速(毎秒100画面以上) 低速(毎秒数回以下) このようにWebアプリケーションは、なめらかなアニメーション表示は不得意だ。しかし、最近ではストリーミングという仕組みを使い、Webアプリケーションでも動画などを表示することができる。またFlashというアドインを使うとアニメーションをパソコン側で実行できる。