音楽情報処理 2015 コンピュータ応用学科 3年 前期 火曜 調査制作ワークショップ (イ-金子) 担当 金子 |
目的
Scilabによるオーディオ信号の扱いに慣れる
音と数学の関係を体感的に理解する
授業計画 (2015年)
回 グループ A B C PC034-2 PC034-1 PC034-2 1 4月21日(火) 7月14日(火) 5月26日(火) 2 4月28日(火) 7月21日(火) 6月2日(火)
A,B,C 内容 6月23日(火) 就職 7月28日(火) 補習
グループ A,B,C 共通 回 時限 内容 1 2 scilab入門 3 音楽製作 4 音楽製作 2 2 音楽製作 3 音楽製作 4 発表会
成績
成績はレポートで評価する。
レポート
レポートのテンプレート->ダウンロード
制作の過程で達成目標を5つ程度考え、各目標について下記3つの記述内容に分けてレポートする。
記述内容 説明 配点 1. 達成目標
〇〇〇〇〇〇
(2~5行程度)〇〇〇〇〇なにをしようとしたかを記述する。どんな効果を出そうとしたか、どのような音を出そうとしたか、などを簡潔に記述してください。
5 2. どう作業を進めたか
〇〇〇〇〇〇(10~200行程度)〇〇〇〇〇その方法をどうやって調べたか、どのような計算方法を試したか、などをよい結果が得られたかそうでなかったかにかかわらず、漏らさず作業にそって、具体的に記述してください。たとえばインターネットで調べた場合、しらべたページのURLはすべて記録してください。長さは50行~200行を目安としているが、冗長でなければ特に上限はない。
10 3. どう実現したか
〇〇〇〇〇〇
(2~5行程度)〇〇〇〇〇
完成したプログラム中の変数名や、プログラムの一部を示しながら、その説明を記述してください。
10
レポートの採点
配点は下記のように行う。5つの達成目標について、各々上記の3つの記述内容を採点する(5×15項目)。すべて満点だと、合計最大125点になるが100点以上は100点とする。(100点以上とれば100点満点)
達成目標(最大5) a b c d e 記述内容 1 5 5 5 5 5 2 10 10 10 10 10 3 10 10 10 10 10 各項目は以下の基準に従って採点する。
評価 配点
10点配点
20点コピペ 論外 論外 記載なし,提出なし,まったく目的を無視している -5 -10 努力は認められるが、記載すべき内容ではない 0~1 0~3 一応それらしいことが書いてある
2~3 4~6 きちんと記載すべき内容が書いてある 4~5 7~10 記載が特に優れている 5~10 11~20 配点が10点で最高点が20点であることに注目。特に優れた内容があれば、他の失点をカバーできる。
「2. どう作業を進めたか」の項目は特にボリュームの制限がないから、ここで得点を稼げば他の低得点をカバーできる。
scilabを使用する理由
本授業ではscilabを利用する。Scilab以外には以下のようなツールがある。
(a) Octave
(b) MATLAB
(c) R
この中でscilabを利用する理由は下記の通り。
(1) 無料で開発環境が手に入り、PC教室にインストール済である
(2) 音声の処理に適した機能が数多く用意されている
Scilab, MTALAB, R の使用方法はかなり似ていて、どれか一つをマスターすれば他のツールも簡単に利用できるようになる。
R言語は「ビッグデータ」を処理する「データアナリスト」のツールとして人気の言語である。本授業はこうした大量のデータを扱うプログラミングや、そのプログラミング言語に慣れることにも役立つ。