アナログ信号

デジタルと対比されるのがアナログ信号

アナログ信号とは何か

時間的なきめ細かさ

音声の場合、音そのものは空気の振動

空気の圧力を、時間的に細かく観測していくと、いくらでも細かく観測することができる。 -> サンプルのようなものはない

しかし、時間的にある程度細かく見ていくと、その時観測される圧力の中でブラウン運動のしめる割合が大きくなるだろう。

圧力のきめ細かさ

空気の圧力もいくらでも細かく観測することができる。しかし、ある程度以上細かく観測しても、やはりブラウン運動の占める割合が大きくなってしまうだろう。

まとめ:

音そのものを観測する場合、時間間隔はいくらでも細かく観測できる。また圧力の変化もいくらでも細かく観測できる。しかし、ある程度以上細かく観測しても、ノイズの振幅の方が大きくなる。

 

さらに深く学ぶ

 

ブラウン運動と熱雑音:

牛乳の油滴などが見ず分子の熱運動でランダムに動く現象。youtube などで映像を見ることができる。空気圧も、同様に無数の空気分子の衝突による衝撃が合わさったものであるから、連続的な力ではない。ブラウン運動は音波や電気信号のノイズ源の一つで、電気回路に含まれる抵抗はブラウン運動により微弱な雑音を発生し、熱雑音とよばれる。アンプの増幅率を上げると聞こえる雑音は熱雑音であることが多い。熱雑音は熱によるので、温度を上げると大きくなる。