変数と代入

代入は、「変数=式」の形である

変数には代入によって「一つの数字」、「一つの値」だけが記録できる。
変数には「文字列」も記録できるが、しばらくは「数字」しか扱わない。

代入として正しいものとまちがったものを示す。

正しい代入の例 間違った代入の例
a = 1 a + 1 = 0
a = 123.456 a = 1 , 2 , 3 , 4 , 5
a = 0.1 1 = a
a = 3 * 4 a = +


代入の右辺には他の変数を使うことができる
このようにして、いくつかの式を組み合わせて使えば複雑な計算を順序よくわかりやすく行うことができる



一片3cmの立方体を5個分の体積は何立方cmだろうか?

答え

以下のように順序よく計算すれば簡単である

x = 3 一片の長さをxとする
v = x * x * x 一つの立方体の体積を計算し、vとする
t = v * 5 体積の合計は v の5倍

しかし、英語でも数学でも、くりかえし練習していけば必ず自然に理解できるようになる(ただし時間はかかる)。プログラミングを上達するには、まずこの代入文の動作に慣れしたしみ、プログラムを見ただけで変数の価が瞬時に思い浮かぶようになることがとても大事だ。

dim (変数の宣言)

変数を使用する場合、Private Sub の行の後に

dim 変数名

と書く。

変数名

変数名には英文字と数字を何文字か組み合わせた名前をつけることもできる。

length_of_edge
volume_of_a_cube
volume_of_5_cubes

このような変数名を使うとプログラムの意味がわかりやすい。

volume_of_a_cube = length_of_edge ^ 3
volume_of_5_cubes = volume_of_a_cube * 5

 

ただし空白や、下線以外の記号は使用できない。以下に正しい変数名、誤った変数名の例を示す。

変数名 正誤
This is variable ×
Looooong_name
a
T___________T
smile-_- ×
+_+ ×
a123456
3.14 ×