音楽情報処理 コンピュータ応用学科 3年 前期 火曜 調査制作ワークショップ (ハ-金子) 担当 金子 |
関連ページ
目的
Scilabによるオーディオ信号の扱いに慣れる
音と数学の関係を体感的に理解する
授業計画
回 グループ B C A 1 5/17 3-5限 PC034-2 7/5 3-5限 PC034-2 9/13 3-5限 WR1 2 5/24 3-5限 PC034-2 7/12 3-5限 PC034-2 9/20 3-5限 WR1 3 5/31 なし 7/19 なし 9/27 なし
グループ A,B,C 共通 回 時限 内容 1 3 scilab入門 4 音楽製作 5 音楽製作 2 3 音楽製作 4 音楽製作 5 発表会
成績
成績は作業報告で採点します。制作の目標を5項目程度考え、各目標について下記3項目を記述してください。25点×5で最大125点になりますが、100点以上は満点として採点します。
記述内容 説明 配点 1. なにをしようとしたか
〇〇〇〇〇〇
(2~5行程度)〇〇〇〇〇どんな効果を出そうとしたか、どのような音を出そうとしたか、などを簡潔に記述してください。
5 2. どう作業を進めたか
〇〇〇〇〇〇(10~50行程度)〇〇〇〇〇その方法をどうやって調べたか、どのような計算方法を試したか、などをよい結果が得られたかそうでなかったかにかかわらず、漏らさず作業にそって、具体的に記述してください。たとえばインターネットで調べた場合、しらべたページのURLはすべて記録してください。
10 3. どう実現したか
〇〇〇〇〇〇
(2~5行程度)〇〇〇〇〇
完成したプログラム中の変数名や、プログラムの一部を示しながら、その説明を記述してください。
10
配点は下記のように5項目について、上記の3つの記述内容を採点し、合計最大125点で採点する。(100点以上とれば満点)
項目(最大5) a b c d e 記述内容 1 5 5 5 5 5 2 10 10 10 10 10 3 10 10 10 10 10
レポートの採点
以下の基準に従って採点します。
評価 配点
10点配点
20点記載なし,提出なし,まったく目的を無視している -5 -10 努力は認められるが、記載すべき内容ではない 0~1 0~3 一応それらしいことが書いてある
2~3 4~6 きちんと記載すべき内容が書いてある 4~5 7~10 記載が特に優れている 5~10 11~20
scilabを使用する理由
本授業ではscilabを利用します。Scilab以外には以下のようなツールがあります。
(a) Octave
(b) MATLAB
(c) R
この中でscilabを利用する理由は下記の通りです。
(1) 無料で開発環境が手に入り、PC教室にインストール済である
(2) 音声の処理に適した機能が数多く用意されている
Scilab, MTALAB, Octave, Rの使用方法はかなり似ていて、どれか一つをマスターすれば他のツールも簡単に利用できるようになるでしょう。
著作権に関する注意
音楽については、引用もほとんど認められていませんので、著作権のあるメロディなどが混入しないよう十分注意してください。
数式には著作権はないとされています。意図的ではなく、数学関数の形が偶然既存のメロディと似てしまった場合等は、おそらく大丈夫と思います。
自分で楽しむために、著作権のあるメロディを使った場合は、レポート等に提出する際にメロディ等著作権に関する部分だけ、著作権のないものに入れ替えて提出してください。(メロディは評価対象ではないので、評価には影響しません。)
参考 -> 音楽著作権に関するFAQ(JASRAC)