ARMAの次数
ARMAの次数が増えるとどのような効果があるだろうか?
例3 3つのsin波の合成を2次のARMAで予測
t=1:100;
x=sin(2*%pi*t/4)+sin(2*%pi*t/16)+sin(2*%pi*t/25);
x1=x(1:99);
x2=x(2:100);
a2=armax(2,2,x2,x1);
y2=arsimul(a2,x1);
plot(x2);
ここで作られる波形はsin関数が3つ重なった非常に複雑な波形になる。
この波形をARMA予測で予測した値 y2を重ねてプロットすると以下のようになる。
例4 3つのsin波の合成を10次のARMAで予測
a10=armax(10,10,x2,x1);
y10=arsimul(a10,x1);
plot(x2);
plot(y10);
x2とy10をプロットすると以下のようになる。
予測誤差を比較してみよう。
plot(x2-y2)
plot(x2-y10)
後者の方が誤差が少ないことがわかる。